赤岳〜横岳〜硫黄岳への花の山旅


赤岳山頂からのご来光 2005/7/21
南北30km東西15kmに及ぶ長い山稜に大小10数の山を連ねる八ヶ岳連峰、その主峰が赤岳です。山全体が赤茶けた岩におおわれているところからこの名前が付けられました。

あと100m程で3000mという山頂は南北に分かれ、一等三角点のある南峰には赤岳神社がまつられ、北峰には赤岳頂上小屋がある。山頂からの眺望は360°見渡せ、中部山岳の主だった山々が見渡せます。

登山の好適時は7月中旬、下旬から9月にかけてで、10月初旬には初雪を見る。なかでも楽しいのは梅雨明け直後の花の季節、中岳との鞍部付近に広がるコマクサもこの頃が最盛期、また花が目的であれば梅雨時ではあるが6月下旬から7月はじめにかけても好期。イワウメ、ウルップソウ、シラネアオイ、イワカガミ、チョウノスケソウなどめずらしい貴重な高山植物に出会えます。
ここでは赤岳から横岳、硫黄岳への花旅をご紹介いたします。


コースと所要時間
赤岳頂上小屋より-(30分)-赤岳天望荘-(1時間)-大権現-(50分)-横岳−(50分)−硫黄岳山荘−(30分)-硫黄岳-(1時間10分)-赤岳鉱泉(北沢)-(1時間50分)-美濃戸-(45分)-美濃戸口 
合計タイム美濃戸まで7時間休憩タイム含まず


朝の旅立ち
赤岳頂上小屋からの旅立ちとなり横岳、硫黄岳を縦走し赤岳鉱泉に下山して、北沢コースをたどり美濃戸までの花の山旅です。

最初は赤岳山頂からの急な下りとなり、真下に見える赤岳天望荘が目印となります。ガレ場、クサリ場もあり慎重な下山で降りて下さい。

赤岳山頂より下る登山者


赤岳天望荘
赤岳天望荘は赤岳と横岳のコルに建ち、行者小屋から地蔵尾根を登って来た場合はすぐ近くにありますので楽に小屋入りが出来ます。

行者小屋から地蔵尾根を登って来た場合はこの地蔵の頭に着きます。お地蔵さまが良く来たなと出迎えてくれます。

地蔵の頭


岩陵地帯を行く登山者
横岳への登りが始まります。急峻な岩陵の横岳はクサリ場、鉄はしごなど難所もありますが、慎重な行動で進めば問題はありません。

ルートはしっかりと確保されてありますので、ストックはしまって両手を空にして、バランス良く行きましょう。

横岳は岩陵のきびしい山稜ですが、高山植物の宝庫でコマクサ、イワキキョウ、チョウノスケソウ、オヤマノエンドウ、ウルップソウ、ミヤマシャクナゲ、ミヤマダイコンソウ、コゴメグサ、ミヤマオトギリなど多くの貴重な高山植物が生息しております。花は山旅の楽しみの一つですので横岳の花たちを充分に楽しんで下さい。

慎重に行く登山者


横岳の途中より赤岳を望む

大権現に到着、ちょっと広く平らなスペースもありますので小休止にはもってこいの場所です。水分と多少の食物は補給しておきましょう。山頂から約1時間半

八ヶ岳写真集のページへ
八ヶ岳の主峰赤岳
赤岳から横岳へ
硫黄岳



横岳山頂を望む
横岳の最高峰奥ノ院は標高2829mあり八ヶ岳連峰の中では赤岳に続き2番目の高さを誇ります。


山頂を目指して登る登山者

横岳山頂指標


横岳山頂より硫黄岳を望む


慎重に横岳を下る登山者

硫黄岳山荘に到着,ここまで来ればあとは一般的な登山道で一安心

ケルンを目印に硫黄岳への最後の登りを行くパーティー。


硫黄岳山頂指標
硫黄岳(2760m)は名前の通り火山の山で丸びをおびたなだらかな山容は遠い昔溶岩が流れ出て、このような大きな山容の形が形成されたと思われます。


硫黄岳火口

絶壁を形成している火口


山頂でくつろぐ人たち

赤岳を望みながらのランチタイム


硫黄岳山頂より(左から横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳を望む)


赤頭の頭
硫黄岳から下山に入り、一路赤岳鉱泉を目指します。

赤岳鉱泉に到着。下山してくると暑さがまたきついです。


赤岳鉱泉より歩いて来た行程を振り返って

北沢コースを下る登山者。


●山行メモ
今回の赤岳の取材は赤岳から横岳、硫黄岳への人気の縦走コースを行き、横岳付近の貴重な高山の花たちとコース紹介を撮るのが目的で入りました。
昨日赤岳頂上小屋で泊まり朝6時に出発。いきなりの朝いちの下降で、それもかなりの勾配があり慎重に下って行きました。30分くらいで赤岳天望荘に着き一息入れて横岳の登りに入りました。横岳は鋭い岩陵の山でクサリ場や鉄ハシゴが随所にあり、慎重にも慎重に進んで行きました。ルートはしっかりありますのでなんら問題はありません。2時間30分ほどで横岳の山頂にたちました。
途中断崖絶壁の岩場にイワキキョウやチョウノスケソウ、オヤマノエンドウ、イワツメグサなどが随所に見られ高山植物のたくましさを思い知らされました。コマクサもちょうどよい時期で咲き加減の色具合と言い数の多さと言い申し分のないコマクサを見る事が出来ました。またイワキキョウも一番の見頃時期ですばらしい色具合のイワキキョウを見れました。横岳を過ぎると硫黄岳と間にはコマクサの群落がまたあちらこちらに見れます。コマクサを鑑賞しながら横岳最後のゆるやかが下りが終わると硫黄岳山荘に着きました。
ここでしばしの休憩をして硫黄岳に向かいました。硫黄岳はおおきなゆるやかな山容で火山の山というより大きな丘陵といった感じです。しかし頂上に登り、火口をのぞきこんで見たときはこれは間違いなく凄い火山だったと思い知らされました。山頂は広くゆっくり休憩を取るとが出来ます。ここで本格的の昼食にして体力の回復と補給を計りました。赤岳山頂より休憩を入れて約4時間の行程でした。ここから下山に入り、赤岳鉱泉、美濃戸へと下って行きました。
記・写真 山田 輝


アクセス
[車]中央自動車道諏訪南ICより-原村を経て県道より美濃戸口へ(車は美濃戸まで入る。駐車は小屋の駐車場へ(有料)
[電車]JR中央本線茅野駅-(諏訪バス45分)-美濃戸口
お問い合せ
茅野市商業観光課 0266-72-2101




コマクサ

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信州の季節が織りなす瞬間の美しさを画像にて一同に紹介し、楽しんでいただいております。


にぎわう夏の上高地河童橋付近
旅行中は免疫力も高まり、肌の老化や生活習慣病の予防の効果も期待出来る


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