仙丈ケ岳 ー南アルプスの女王ー


紅葉が始まった仙丈ケ岳 馬の背小屋付近より撮影 2003/9/28
標高3033mの仙丈ケ岳 は南アルプスの北部に位置し、3つのカールを抱き、ゆったりと横たわっている仙丈ケ岳は、

南アルプスの女王とも呼ばれ、多くの山の愛好者に愛されています。

歩きやすい登山道、柔らかな曲線を描くカール、高山植物の彩り、まわりの山容の素晴らしさ、

すべての登山者が山の魅力を充分に堪能出来、もっと山が好きになるそんな魅力を秘めた山と言えます。

頂上からは北東に鋸岳から甲斐駒ケ岳、東に鳳凰三山、南東には北岳がすぐ近くに見えます。

遠く西方には空木岳・木曽駒ケ岳などの中央アルプスの山並みも見渡せます。



・コースと所要時間
北沢峠-(1時間20分)-薮沢-(1時間10分)-馬の背ヒュッテ-(50分)-仙丈小屋-(30分)-仙丈ケ岳 山頂
仙丈ケ岳 山頂-(1時間)-小仙丈ケ岳 -(50分)-大滝頭-(1時間10分)-北沢峠
北沢峠より登り約4時間、下り約3時間の行程となります。


長谷村営バス乗り場
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の登山玄関口、南アルプス林道、信州側の伊那市長谷戸台、市営バス乗り場より出発。

無料の駐車場、仮眠室、近くに日帰り温泉施設もあります。
遠くに望めるのは、鋸岳です。

北沢峠までバス約50分、途中の左車窓から見える、

手前に双児山、真中に駒津峰、一番奥に甲斐駒ヶ岳の勇姿が青空の中にくっきりと望める。

車窓から見える甲斐駒ヶ岳


北沢峠にある山小屋
北沢峠に到着。

当日は北沢峠の山小屋に宿泊して、翌日の出発となります。

標高2000m附近にある北沢峠は南アルプス林道が開通をして、仙丈ヶ岳や甲斐駒ケ岳への登山に非常に便が良くなりました。

翌日朝早い出発となります。

北沢峠から仙丈ヶ岳へは薮沢新道コースと大滝の頭経由小仙丈、そして仙丈ヶ岳と大滝ノ頭から馬ノ背へ出て仙丈ヶ岳のコースが現在では一般的なコースとなっております。

今回は薮沢新道、馬の背コースでいきました。

朝暗いうちの出発となります


藪沢新道への入り口

大平山荘

北沢峠からは長野県伊那市長谷方向へ向かい、少し歩いたところで左折し大平山荘(おおだいらさんそう)への近道に入る。

そして大平山荘の右横の道を通過して藪沢新道に入る。

薮沢新道の道標


眼下に薮沢を見て
大平山荘を抜け薮沢新道から森林地帯に入る、

うっそうとした森の中を進む、この森の中は急なこう配を登りますので、ペースを落とし気味で登って下さい。

登るに連れて、薮沢が眼下に見える様になります。


薮沢から上部附近は色付いてきておりました


途中滝も見え、周囲の紅葉も始まって来ておりました

樹林の山腹を着々と登ってゆくと薮沢の河床に出ます。

薮沢を横切り藪沢沿いの右岸の登山道を川の流れる音を聞きながらゆっくりペースで登り、

対岸の滝など見ながら楽しく登る。薮沢沿いは高山植物も豊富です。

途中振り返ると甲斐駒ケ岳の荒々しい姿が印象的でした。

藪沢の河床に出る


馬の背ヒュッテ手前より紅葉の仙丈ヶ岳方面を望む


馬の背の道標

馬の背の色付いた登山道


馬ノ背ヒユツテ
小仙丈尾根からの道が合流する地点を過ぎますと、まもなく馬ノ背ヒユツテに到着です。

馬ノ背ヒユッテより灌木帯をもうひと登りすると馬ノ背の稜線に達します。

馬の背ヒュッテを過ぎて、馬の背に出る少し手前の紅葉の木々の間から望めた仙丈ヶ岳。

ガスが上がり始め、勇姿を現し、青空とのコントラスト素晴らしかったです。

手前の紅葉も適度な色付きになり、一枚の絵葉書の様でした。

色付き始めた馬の背より


仙丈ヶ岳山頂と薮沢カール全容が望める地点に来る


仙丈避難小屋
馬ノ背ヒユッテより灌木帯をもうひと登りすると馬ノ背の稜線に達します。

仙丈ケ岳北面の薮沢カールを目指してハイマツ帯の稜線を登ってゆくと、

カール底に建つ仙丈避難小屋に出ます。

カールを囲む山稜の北端に取り付き、山稜上を登ると3033mの仙丈ケ岳の山頂に辿り着きます。

小仙丈ケ岳より登っていった人たちが山頂の景色を堪能して下山して来て、

みなさんが雄弁に今日の天候に恵まれた山行の素晴らしさを、語り合っていました。

避難小屋に下山して来る登山者


避難小屋より山頂に向かう人達


小仙丈方面より山頂を目指す人達の尾根を行くシルエット


山頂に到着
避難小屋方面から山頂に到着する人達。


長い道のりを経て、ようやく山頂に到着。
山頂からは豪快な眺望を楽しむ。

登の苦労も吹っ飛んでしまう爽快さ。


雲の水平線と山頂の道標

幻想的な山頂を写す


標高3033mの仙丈ヶ岳山頂より雲の水平線を望む

絶好の好天気に恵まれて、山頂にて思い思いにくつろぐ登山者達。

山頂にてくつろぐ


山頂より小仙丈方面への登山道にて行き交う人々

帰路に向かう小仙丈ケ岳への登山道を、彼方下方に見下ろし、下山の準備を始める。


山頂付近の稜線を行く

仙丈ケ岳は藪沢カール、大仙丈カール、小仙丈カールと3つのカールを抱えており、

この小仙丈カールは南東部に面を向けており、

夏には様々な高山植物が咲きます。

またらいちょうも時々見る事が出来ます。

小仙丈カール


小仙丈ケ岳

アサヨ峰と栗沢山


小仙丈ケ岳よりの下山道
帰路はカールを囲む山稜を半周してから小仙丈尾根を下山し、小仙丈ケ岳を越え、樹林帯に入り、大滝頭を経て北沢峠へと下山をしていきます。

帰路の樹林帯に入る所より、山頂を雲に隠れた甲斐駒ヶ岳の姿を目に焼きつけて、

これより一気に下山に入る。北沢峠までまっしぐら。

山頂部が雲に隠れる甲斐駒ケ岳



●山行メモ
北沢峠からは長野県伊那市長谷方向へ向かい、少し歩いたところで左折し大平山荘(おおだいらさんそう)への近道に入る。そして大平山荘の右横の道を通過して藪沢新道に入る。
樹林の山腹を着々と登ってゆくと薮沢の河床に出ます。薮沢を横切り藪沢沿いの右岸の登山道を川の流れる音を聞きながらゆっくりペースで登り、対岸の滝など見ながら楽しく登る。薮沢沿いは高山植物も豊富です。途中振り返ると甲斐駒ケ岳の荒々しい姿が印象的でした。小仙丈尾根からの道が合流する地点を過ぎますと、まもなく馬ノ背ヒユツテに到着です。
馬ノ背ヒユッテより灌木帯をもうひと登りすると馬ノ背の稜線に達します。仙丈ケ岳北面の薮沢カールを目指してハイマツ帯の稜線を登ってゆくと、カール底に建つ仙丈避難小屋に出ます、カールを囲む山稜の北端に取り付き、山稜上を登ると3033mの仙丈ケ岳の山頂に辿り着きます。そこからは北東に甲斐駒ケ岳、南に北岳、間ノ岳(あいのだけ)、南西には大仙丈が目の前に大きく迫って来ます。ゆっくり大パノラマを満喫して下さい。
帰路はカールを囲む山稜を半周してから小仙丈尾根を下山し、小仙丈ケ岳を越え、樹林帯に入り、大滝ノ頭を経て北沢峠へと下山をして行った。その間も雄大な山並を充分に堪能出来ました。特に小仙丈からの甲斐駒ヶ岳は素晴らしいの一言です。
記・写真 山田 輝

アクセス
[車]
・東京方面から南アルプス市国道52号線より芦安村-南アルプス林道-広河原、これより芦安村村営バスにて北沢峠へ35分
・名古屋方面からは中央高速道路で伊那IC下車-高遠城への案内看板通りに車を走らせ、高遠城を過ぎたら、国道152号線を南下。赤い橋の手前を左折して2km程走ると長谷のバスの駐車場-これよりバスに乗り換え北沢峠へ
(駐車場には、ふとん完備の畳敷き休憩所・男女別更衣室がありますので、無料で前夜泊が可能です。)
お問い合せ
・伊那市観光協会 長谷支部0265-98-3130  ・南アルプス市役所商工観光課055-282-1111
・長谷バス営業所0265-98-2821 ・南アルプス芦安支所055-288-2111





クルマユリ

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仙流荘
甲斐駒ヶ岳やを目指す南アルプス林道をバスで運ぶ、長谷村営バスの出発点のすぐ近くにあり、宿泊、日帰り入浴等が出来る(入浴料500円)。男女別に大浴場とサウナ、眺めのいい露天風呂を備えている。

・山小屋施設
長衛荘0265-98-3130
北沢長衛小屋055-288-2111
大平山荘0265-78-3761
仙水小屋055-276-6293
馬の背ヒュッテ0265-98-2523


アキノキリンソウ

・周辺情報

・仙丈ヶ岳の高山植物


トリカブト


ナガボノシロワレモコウ


オニシモツケ


タカネグンナイフウロ


タカネボウフウ


ウサギギク


ミヤマコゴメグサ


ミソカワソウ


ナナカマド


リンドウ


オトギリソウ


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