南アルプスをバックに満開に咲き誇る赤そばの花 2011/9/29撮影 |
上伊那郡箕輪町の山裾に咲く、赤そばは地域の人達が、地域おこしとして始めました。
民間と学が共同で管理運営を行い、維持育成をしております。
赤そばの原産地はヒマラヤ(ネパール)で高地の寒冷地に適し、やせた土地でも栽培が可能となります。
その分背丈は普通のそばの半分くらいで、収穫量も普通のそばの3分の1くらいと少量の収穫しか採れません。
そのため赤そばは景観作物、観賞用として利用されております。
種は8月の始め頃に蒔き、花は9月の中旬頃から咲き始め、見頃は9月の下旬から10月中旬頃、ピンクの色合いから次第に赤色へと変化してゆきます。
10月中頃の霜の下りる頃まで花は楽しむ事が出来ます。
この赤そばは「高嶺ルビー」として農林水産省に品種登録されております。
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