南北30km東西15kmに及ぶ長い山稜に大小10数の山を連ねる八ヶ岳連峰、その主峰が赤岳です。山全体が赤茶けた岩におおわれているところからこの名前が付けられました。
あと100m程で3000mという山頂は南北に分かれ、一等三角点のある南峰には赤岳神社がまつられ、北峰には赤岳頂上小屋がある。山頂からの眺望は360°見渡せ、中部山岳の主だった山々が見渡せます。
登山の好適時は7月中旬、下旬から9月にかけてで、10月初旬には初雪を見る。なかでも楽しいのは梅雨明け直後の花の季節、中岳との鞍部付近に広がるコマクサもこの頃が最盛期、また花が目的であれば梅雨時ではあるが6月下旬から7月はじめにかけても好期。
イワウメ、ウルップソウ、シラネアオイ、イワカガミ、チョウノスケソウなどめずらしい貴重な高山植物に出会えます。 |