モ−グル競技とは
・モ−グル競技はコブがびっしりの急斜面を猛スピードで滑り、途中2度のジャンプ(エア)を入れ、ターン得点とエア得点とタイム得点の3つの得点を合わせて争う競技です。滑りの早さと、華麗さと、エアの高さ、飛距離など総合的に優れたアスリートでなければ勝つ事が難しい競技です。
・ワールドカップの公式バーンは国際スキー連盟(FIS)の公認を受けているものでなければならない。
コースの長さは235mプラスマイナス35m、斜度は平均斜度28,5プラスマイナス2,5度の斜度を持ち、ねじれのない1枚バーンというのがおおまかな基準です。コブを人工的に作るか、自然コブを使うかはそのコースごとに異なる。
・斑尾のバーンの特徴は美しい1枚バーンで、眺望も良く、観客も多い。リズムの取りやすい人工コブで選手にとっては難しいと感じるバーンではなく、エキサイトする要素が整っている。それだけにフルアタックが必要でスピード、エアの大きさが勝負を分ける。
・得点方法は
モ−グルの順位は30点満点の獲得スコアで決められる。その内50%がターンスコア、15点満点(ジャッジによる採点)。エアが25%の7,5点満点。そして残り25%がタイムからの計算式により7,5点満点で示される。もっとも得点比率の高いターンはミスがない事はもちろん、スピードに乗ったアグレッシブルなターンである事が重要。 |