斑尾高原 樽本そば栽培奮戦記 -斑尾高原チームNP-


秋の日を浴びてそばの実を脱穀する風景
斑尾高原チームNPのメンバー5人により、斑尾高原樽本地区において、そばの栽培に取り組みを始めました。

地元の名人の人たちの手を借りて、今年も無事に収穫を終える事が出来ました。今年は(2007年)は昨年より倍近い作付け面積を増やし、慣れない農作業で筋肉痛になったり、四苦八苦しながら約250kg近いそばを収穫いたしました。新そばを食するのが楽しみです。


炎天下の種まき
8月9日暑い盛りにそばの実の種まきを致しました。

今年の夏は非常に暑く、午前中の種まきの間にも500mlの飲料水が3本も、あっと言う間に飲み干してしまった程の暑い日でした。

8月9日に種まきをしまして、2週間程で芽を出し始め、そばの穂も順調に生育をして行きました。
今年は夏の気温が高く、雨が少なかったので生育が心配しましたが、そばは逞しく育ち、日に日に穂の長さを伸ばして行きました。


9月8日そばの花を撮影

立派に咲いたそばの花


当たり一面立派に咲き揃った、わがチームのそば畑


色付き始めた山々
山々が色付き始め、10月に入ると朝晩の寒暖の差が広がり、そばの畑の色もだんだん枯れ色に変わってきました。

そばの実も次第に大きく膨れ始めています。


収穫間近のそばの畑

枯れ色が濃くなって来たそば畑


バックの紅葉風景とそば畑


10月30日そばの刈り入れを始める

2枚目のそば畑刈り入れ風景


そばの穂に覆われたそば畑にて刈り入れ作業が続く

そばの刈り入れが終わり、刈り取ったそばの穂の前で記念撮影をするチームNPのメンバーたち。

左から南雲氏、丸山氏、門田氏、武藤氏
山田氏。

またこれから昔ながらのそばの実の脱穀作業に入ります。
(これがまたまた大変な作業ですが、みなさんで頑張りました)

ほっと一息のメンバーたち

そばの実の脱穀作業に勢を出すメンバーたち そばの脱穀の名人上樽本の木賀武史さん
(濃いブルーの作業服の方)

樽本地区のそば栽培の名人達にも積極的にご指導そしてお手伝いもしていただきました。
感謝、感謝、感謝でした。

われわれのそば作りはいたって原始的な方法で刈り入れから脱穀、選別と行っております。物を作る大変さ、また収穫のよろこび、先人たちの生活の知恵、のどかな田園風景での農作業など大変さの中にも楽しみながらやっております。

そして1日の作業終了後には樽本温泉に入って、地元の野菜やキノコなどの料理でみんなでわいわいいっぱいやるのも楽しみの一つです。


ふるいの名人、下樽本の小石川さん

そば栽培の師匠、上樽本の木賀加一さん


各々自分の分担の作業をこなして行く


そばの実の穂を乾燥させる風景

ふるいでそばの実と細かい葉の選別作業


収穫のそばの実の袋が並ぶ

そばの実が入った袋の中

このそばの実を乾燥をさせてから、余分なものは除去して、石臼で曵いたり、多くを製粉する場合は製粉所に持って行ったりして。そば粉にしてゆきます。


かおりと喉越しが抜群の樽本そば
今年もかおりの良い新そばが出来上がりました。
斑尾高原チームNPのメンバーのペンションにてお出ししておりますので、お出かけ下さい。

予約の際おいしい「樽本そば」が食べたいと一言申し添えて下さい。

信州ネイチャークラブ・斑尾チームNPでは斑尾高原樽本地区においてそばの栽培に取り組んでおります。またメンバーのほとんどが手打ちのそばも打て、打ちたて、茹でたての本格手打ちそばを各宿においてもお客さまに提供しております。

斑尾高原樽本地区は斑尾高原から15分程のところにある歴史ある先住の祖であり、また標高900mにあるため程よい寒暖の差がある地域で、かおりと甘味に特徴がある良質のそばが採れ、地元のあさつきや大根と一緒に食べる樽本そばは、喉越しと、いい旨さをひと際体験できるそばとして「知る人ぞ知る」というそばです。

下記の各宿でもおいしい「樽本そば」が食べられますので、予約の際に是非おいしいそばが食べたいとお申しで下さい。

樽本地区の美しい田舎風景と紅葉風景

秋の紅葉風景と里の家


すすきと山間の風景


農道と山里の風景


大けやきのそばに建つ水品邸


秋色に染まる樽本地区の秋

アクセス
[車]上信越自動車道、豊田飯山ICより16km
[鉄道]JR飯山線、飯山駅下車バス30分斑尾高原
    JR長野駅より高速バス1時間10分(季節運行)
お問い合せ
信州ネイチャー倶楽部
斑尾高原チームNP・田舎遊びの会事務局
389-2257長野県飯山市斑尾高原
TEL0269-64-3817
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