いつまでも残しておきたい 信州の自然遺産 50選

四方を山に囲まれた里山信州は、その山のおかげで、豊かな水と森に恵まれ、美しい山岳風景と里山文化が育まれて来ました。美しい里山信州の「いつまでも残しておきたい風景」として「信州の旅.com」の読者が選んだ「信州の自然遺産」として、ここに掲載させて頂きました。

注)まだ隠れた信州の自然遺産はあると思いますので、ご投稿頂き、この50選を上回る素晴らしさが認知されれば、追加掲載させて頂きます。

1位 上高地 
焼岳の噴火により梓川がせき止められ、大正池が出来ました。大正池から眺める穂高連峰はウエストン卿も絶賛致しました。
上高地名物の河童橋は多くの人々に親しまれ、河童橋からの岳沢や穂高連峰の眺望も迫力があります。
標高2600m附近に位置する千畳敷カールは麓からロープウェイで8分で行ける手軽さから人気を得ております。夏の高山植物の季節から紅葉の季節まで多くの人達で賑わいます。夏は高山のため涼しい山岳気候で、下界の暑さから逃れてく人も多い。

高遠城趾公園のタカトオコヒガンザクラは桜の色の美しさと規模の大きさから『天下第一の桜』と称されています。園内には1500本のコヒガンザクラが植えられ、季節には見事な桜の森を演出する。
県の天然記念物の指定も受けており、日本の桜名所100選にも選ばれております。
立山連峰は古くから信仰の山として、尊厳されて来ました。山岳の厳しさと美しさを兼ね備えてきました。近年はアルペンルートも開通され容易に信仰の山懐深くまで行く事が出来ます。黒部渓谷にはダムが出来、観光の目玉ともなり、山岳風景を充分に堪能出来る事が出来ます。

北アルプスの白馬連峰北部の、標高1900mの周辺に約100haの規模で広がっている、日本でも有数の高層湿原で、他に類を見ないほどの多種な高山植物の宝庫です。
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで気軽に行ける標高2000mの自然園です。
白馬八方池は標高2080mの第3ケルンの下に、静かに佇む山の池です。そこからは白馬三山の白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳が目の前にそびえ、素晴らしい絶景の山岳風景を見る事が出来ます。
高山植物の宝庫になっており、様々な貴重な高山植物を見る事が出来ます。

涸沢カールは穂高連峰の東側に氷河によって削り取られ、深い谷を形成しており、夏でも多くの残雪が残る、岩稜の穂高連峰をぐるりと仰ぎ見る光景は圧巻で夏の穂高連峰への登山の基地としても人気があります。秋には目もくらむ紅葉の世界となり、1年で一番混雑する季節となります。
白馬岳への登山のアプローチとして白馬大雪渓はその最短距離という事と壮大な風景はアルピニストの人気となっております。上部のお花畑には多くの貴重な高山植物が咲き、季節を通じて華やかさを演出する。3000mの天空の縦走は夏の登山の醍醐味を十二分に味わう事が出来る。

標高3026mの剣が峰を主峰とする乗鞍岳は大小の3000m近くの峰々がそびえ立ち、畳平を中心に山岳観光のメッカとなっております。
初夏の残雪の山々から夏のお花畑、秋の紅葉と高山の魅力をトレッキングや登山を通じて十二分に楽しむ事が出来ます。
日本近代登山の父、W・ウェストンは槍ガ岳を「日本のマッターホルン」と称して、北アルプスのどこから見てもその姿を見る事が出来、尖った槍の先端のごとき鋭い頂きを持つ。
その頂きを中心に東西南北に広がる4つの尾根と、その間に刻まれた4つの美しい渓谷を持っている。

12位 鬼無里奥裾花自然園のブナ水芭蕉
霊峰御嶽山は古くから信仰の山として多くの人達に支持されてきました。
その山麓には豊かな里山が広がり、自然と人間とがバランスを保ちながら共生をしてきました。
開田そばや周囲の森、滝、池など御嶽山の雄大な自然環境が育まれています。
裾花川の源流部、新潟県との境に近い長野市鬼無里のブナの原生林の中で、ミズバショウの群生地が発見されたのは、昭和39年の事、それは81万株にも及ぶ大群落でした。
その大群落地、今池湿原を取り囲むように、巨木のブナの原生林が広がっています。

春おそい信州に桜より一足先に開く、日本一のアンズの里です。
上平展望台に登れば一目十万本といわれている日本一のあんずの里が見渡せます。杏の花色に染まりそうです。里とあんずの花が見事に調和した信州の桃源郷です。
松川渓谷は信州山田温泉から山田牧場までの約20kmに続く渓谷で、春の新緑、秋の紅葉とすばらしい渓谷美を楽しませてくれる。
特に秋の紅葉は一段と鮮やかな色彩と渓谷の組み合わせがマッチして、一枚の絵葉書を見るような光景が堪能出来る。

16位 阿寺渓谷
奥裾花渓谷は水芭蕉で有名な奥裾花自然園の湿原を源としている裾花川の渓谷にそそり立つ奇岩や大岩壁の景観をぬって、滝となり、瀬となって雄大な渓谷美を造り上げております。
春の新緑から夏の冷風、そして秋のまばゆいばかりの錦の屏風絵の紅葉風景は見るものを圧倒します。
木曽川の支流、阿寺川の渓谷に広がる、渓流の美しさや木々の色合いなど渓谷が織りなす自然の景観が見事な自然美を生み出している木曽の名勝。
新緑の季節、紅葉の季節は特に美しい光景を見る事が出来ます。
阿寺川の阿寺ブルーの色合いは自然が生んだ逸品。

18位 天竜峡 
山岳信仰と修験道のメッカとして栄えた歴史ある戸隠。奥社、中社、宝光社、など歴史を伝える神々ゆかりの古社が大杉木立のなかに静かに佇む。
パワースポットの霊地としても人気を集める。
山から湧く冷たい水は豊かな自然を育み、風味ある名物霧下そばを生み出した。
天竜ライン下りや天竜舟下りで知られている天竜峡は、伊那谷を走る天竜川を利用し、舟の旅を楽しむ。桜の季節や紅葉の季節また夏の暑い時にも清涼感があり、爽快な船の川下りが堪能出来る。奇岩や急流などを巧みな竿さばきで船頭さんが船をあやつり、渓谷の川下りを楽しむ。

秘境秋山郷は雪深い険しい山々に囲まれ、平家の落人として長年外界と離れた生活を保ち、独自の文化を育み伝えて来ました。
その険しい峰々から流れ出る渓流が中津川渓谷を造り、素朴な生活の営みの中に溶け込んで、自然の豊かさが心に響く。
志賀高原の四十八池湿原は長野県の天然記念物に指定されており、志賀山と鉢山とに囲まれた、標高1880mにあり、大小60あまりの池、沼が存在しています。湿原内にはミズバショウ、ヒメシャクナゲ、ミズギク、ワタスゲ、コバイケソウなどが生育しモリアオガエル、クロサンショウウオなどが生息する学術上貴重な湿原となっています。

日本の三大美林といえば、津軽ヒバ、秋田のスギ、そして赤沢自然休養林を代表とする木曽ヒノキ。平安時代から広く知られた木曽のヒノキは、江戸時代には尾張藩などにより手厚く保護されて来た。赤沢の森は平均樹齢300年のヒノキの森でフットンチッドいっぱいのこの森は森林浴発祥の地でもある。
小菅神社は白鳳8年(680年)に創建され、大同元年(806年)に本宮が再建され、新しく小菅寺を開いといわれています。
中世には戸隠や飯綱と並ぶ北信濃の三大修験場にあげられておりました。
鳥居をくぐると杉並木の古道が古き昔をしのばせる

白馬村青鬼地区は国道を挟んで東側の山の中腹にあり、江戸時代末期より近代に建てられた家屋が14戸存在をしております。水田では紫米を栽培し、日本の棚田100選にも選ばれております。青鬼地区から眺める北アルプスの光景はまた格別の感があります。夕日100選にも選ばれております。
南信州の秘境遠山郷の一画にある、下栗の里は深い渓谷の山肌にへばり付くように集落が存在し、「日本のチロル」あるいは「天空の隠れ里」とも呼ばれ、今なお素朴な暮らしに明け暮れ生活をしている。古い歴史文化と自然を大切にして、南アルプスを目の前に望み、古来の人間の営みがある。

白樺湖から大門峠を美ヶ原高原に向かう途中に、車山、霧ヶ峰高原一帯の広大な高原にニッコウキスゲが咲きそろう。 6月のレンゲツツジから始まり、ニッコウキスゲ、マツムシソウの群落は見応えのある高原の大自然を堪能出来ます。
今シカ害で自然環境に弊害が出て来ております。
木曽谷を貫く木曽川沿いには信州松本より木曽11宿があり、木曽川に沿って曲がりくねって伸びる道は、かって江戸時代には多くの旅人が歩いた中山道が走る。この道はかって木曽路と呼ばれ、幾重もの山や峠を越える険しい街道として知られていました。木曽川の流れと峠、そして深い森と人の暮らし

柿其渓谷(かきぞれけいこく)は木曽川の隠れ里ともいわれ、木曽川の支流、柿其川が花崗岩の山地をv字形に侵食して出来た渓谷です。黒淵、牛ヶ滝をはじめ霧ヶ滝、虹の滝などすばらしい渓谷が四季を通じて楽しむ事が出来ます。驚きの水の色合いがコバルトブルーの澄んだ色をして、驚愕の色合いです。
中軽井沢を流れる湯川の水源にある白糸の滝、苔むした岩肌から湧く滝の水は高さ3m、幅70m、ひんやりとした空間を味わえることが出来ます。新緑の季節や紅葉の季節は、流れる滝とのハーモニーが映える。観光地軽井沢にあって、豊かな自然の清涼感が味わえるポイントです。

北アルプスの山々と、のどかな田園風景の中に点在する道祖神、そして多くの美術館。
ここ安曇野はのんびりと散策しておおらかな自然を満喫しましょう。日本最大規模のワサビ農場があり砂利を敷いたうねに流れる北アルプスの清冽な水とワサビの葉のグリーンとのコントラストが美しい。
雨飾山山麓から妙高北部に広がる地域には、太古からのブナの原生林に囲まれ、豊かな森を形成しております。その一角に「鎌池」という神秘的な池が静かに佇み、周囲をブナの大木に守られ、新緑から紅葉の季節まで美しい光景を見せております。この森は人間たちへ多くの贈り物を授けてくれております

千曲川のほとり一面に咲き誇る菜の花の丘は唱歌「おぼろ月夜」の舞台となったところです。
長野県のサンセットポイントに選ばれ
夕暮れの景色も、千曲川が真っ赤に染められる光景は幻想的で、自然の驚異とその美しさの不思議さに感動します。冬の雪から開放されて、自然が輝き出す季節の躍動です。
「田毎の月」はこの棚田に月が映る様子を表わした言葉として、江戸時代より文学、絵画の題材に取り上げられて来ました。1688年(元禄元年)に松尾芭蕉が当地を訪れ、姨捨の里の風景や事物を描いた絵、書物が世に知れ渡り、さらに広く知られるようになりました。

上田城跡公園内に咲き誇る1000本の桜は日本の桜100選にも選ばれており、4月の見頃には豪華絢爛に咲き誇り、県内外から多くの人達が訪れます。
櫓門(やぐらもん)の左右に2基の櫓が建ち、南櫓と北櫓に分かれ、しだれ桜が花を添える。南櫓からは上田市の南部が一望出来る。
長野県北部には多くのリンゴ畑があります。花の季節にドライブするとあちらこちらにリンゴの花を見る事が出来ます。長野市豊野の18号線沿いは通称アップラインと言われています、収穫の季節は街道沿いに多くのリンゴ狩り園やリンゴ直売所が開きます、また飯綱町も別名リンゴ村という。

標高2436mの白馬乗鞍岳の山頂から、すぐ近くに位置する白馬大池は、夏でも満々の水を蓄え、澄んだ水辺にはチングルマやハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、イワイチョウ、コイワカガミなど貴重な高山植物たちがお花畑を作り、短い夏を謳歌して咲き誇っています。
昭和8年、この地を訪れた日本画家、岡田三郎助画泊が春霞の中に桃の花がたなびく景色を、丹い霞とみたてて『丹霞郷』(たんかきょう)と名付けたという。長野県北部に位置し、北に飯綱山、戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山の北信五岳を望む景勝地で、のどかな桃源郷の春を満喫できます。

37位 白駒池
白駒池は標高2155mの高地にあり、まわりには苔むした神秘の森が広がる。
紅葉の秋には湖岸の木々が真っ赤に染まり、湖面を華やかに写す。
標高2000mを越える山地にある池としては、日本の中で最大といえます。
湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置し、丸く穏やかな峰が連なり、亜高山帯の気候が織りなす一帯は「花高原」として親しまれています。
有名なつつじ平のレンゲツツジの大群落は国の特別天然記念物にも指定され、6月下旬には湯の丸山の山肌を鮮やかな朱色に染め上げます。

戸隠森林植物園の水芭蕉園はその花の大きさ(仏焔胞)と密集度は目を見張る素晴らしさがあります。
例年5月の連休以降が見頃となりますがその年により多少のずれはあります。
50万株にも及ぶ水芭蕉の群落はそのダイナミックさは、見る人に圧倒感を覚えさせる迫力があります。
黒姫山の山麓に広がる黒姫高原には、夏から秋にかけていろいろな品種のコスモス、約20種100万本の世界のコスモスが咲き競う。
地元の人達により丹念に少しずつ数を増やし、今では広大な面積の中に色とりどりのコスモスの花が咲き、訪れる人達を楽しませてくれます。

須坂市の東南方向にに位置する米子大爆布は四阿火山の山頂部、根子岳、四阿山、浦倉山、奇妙山を外輪山としたカルデラです。
このカルデラの板状、柱状節理の断崖に懸かっている滝は2本有り、右側が不動の滝、左側が権現滝と称し、米子不動信仰の行場となっております。
乗鞍高原には3つの大滝があり、1つ目は入り口に近い「番所大滝」、2つ目は「善五郎の滝」3つ目「三本滝」で三本滝は小大野川及びその支流の黒い沢、無名沢にかかる滝でそれぞれ趣きを異にし、三本の滝が一ケ所に合流していることが特徴です。秋の紅葉の季節も美しい風景が楽しめます。

美ヶ原高原は松本市より南東の方角に位置し、古くから牧場として栄えてきました。ビーナスラインが開通してより便利になり、マイカーなどで標高2000mの高原の風光が楽しめ。また豊富な高山植物は夏の色彩に彩りを添え多くの人達に親しまれておりトレッキングにも人気が高い。
八島ヶ原湿原は標高1640mにある日本最南端の高層湿原で国の天然記念物の指定を受けております。
水苔などの植物が堆積し泥水層となり、水面より高く盛り上がって来ているのを高層湿原といいます。
ミズゴケやヒメシャクナゲなど250種もの湿原植物が見る事が出来ます。

45位 高瀬渓谷
槍ヶ岳を源流とする水俣川が合流する高瀬川は、上流から高瀬ダム、七倉ダム、大町ダムと3つのダムが続いており、上流の2つのダムは、自然の石積みのロックフィルダムとなっています。七倉ダムの下流には、葛温泉の宿が3軒点在し、ここでは林や道路に野猿の遊ぶ姿が見られます。
山岳信仰と修験道のメッカとして栄えた歴史ある戸隠。
奥社、中社、宝光社、など歴史を伝える神々ゆかりの古社が大杉木立のなかに静かに佇む。
鏡池からの戸隠連峰の絶景は新緑や紅葉の時期には鏡池に映る美しい戸隠連峰の姿が堪能出来る。

鍋倉山は冬の積雪期には8mもの雪に覆われ、人の手が入りにくいそんな地域でした。それゆえに豊かなブナの森が今でも現存している日本でも数少ない地域と言えます。
自然環境を豊かに維持する森のブナは日本の貴重な森林財産と云えます。
標高1000mに位置する、斑尾高原沼の原湿原ははるか昔の斑尾山の噴火により、川が塞き止められ、出来た湿原です。長い間の堆積物で湿原となり、現在では水芭蕉やリュウキンカ、ミツガシワなどの湿原の花たちで埋まり、雪解けと共にすばらしい春を演出する。

木曽上松町の木曽川が流れる岩の上で、浦島太郎が放浪の末、ここの岩の上で昼寝をし、玉手箱の事を思い出して目を覚ましたという、伝説が伝えられている所です。
川にはいろいろな形の岩が立ち並び、いかにも昼寝に丁度良い岩が多く見受けられる。
横谷温泉から明治温泉までの約4kmの横谷峡遊歩道。清らかな渓流が続き大小4つのの滝をめぐるように歩く渓流ハイキングは美しい水の流れと渓谷美を堪能出来る。
春の新緑、夏の避暑、秋の紅葉と四季それぞれに楽しめる。

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