信州の旅.com フォトギャラリー 春・いいやま菜の花



菜の花の丘からゆうゆうと流れる千曲川、その後ろには唱歌「ふるさと」の里、旧豊田村と斑尾山を望む。
【春・菜の花003-1】

唱歌「おぼろ月夜」の舞台となった飯山市瑞穂地区の菜の花の丘公園は千曲川のほとり一面に咲き誇る菜の花はいちめんお花畑でした。

おぼろ月夜の作詞家、高野辰之氏は飯山市の隣の旧豊田村に生まれ、飯山市の小学校で教鞭を執っていた時期があり、そのときの菜の花畠の印象が心の中に強く残っていて、後にこのおぼろ月夜の作詞のきっかけになっていると言われております。

長野県のサンセットポイントに選ばれ夕暮れの景色もきれいです。

”菜の花畠に、 入日 (いりひ )薄(うす) れ、 見わたす山の 端(は)、霞(かすみ )ふかし。
   春風 (はるかぜ )そよふく、空を見れば、 夕月 (ゆうづき )かかりて、にほひ淡し。



飯山地方を縦断をする国道117号線「千曲川・花の里山風景街道」フラワーロード

「千曲川・花の里山風景街道」は現在国土交通省が進めている自然、歴史、文化が薫る「日本風景街道」の候補に名乗り上げ、地域の人達の手で街道沿いを花で埋めつくし、ふるさとの原風景を守りたいと、20年ほど前から住民らにより「フラワーロード」に取り組んで来ました。

今ではその距離10kmにもなり、菜の花からサルビア、コスモスと雪の以外は季節の花々が街道沿いを飾ります。一部区間には1100本もの桜が立ち並ぶ「桜づつみ」になっており、春には市民らが思いを込めて植えた桜が見事な桜の花の堤を見せてくれます。



菜の花の丘から関田山脈と戸狩温泉地区を望む 【春・菜の花003-2】



菜の花の丘から関田山脈と信濃平方面を望む 【春・菜の花003-3】



菜の花の丘より高社山と木島平地区を望む 【春・菜の花003-4】



菜の花と桜の花の共演 【春・菜の花003-5】

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