安曇野


北アルプス常念岳をバックに早春の安曇野

北アルプスの山々をバックに、のどかな田園風景が広がり、北アルプスの冷涼な水に恵まれワサビの栽培も盛んに行われ、安曇野の地に点在する道祖神、そして多くの美術館は古き日本の風景を残しながら、自然とマッチした景観を見せる安曇野。

ここ安曇野はのんびりと散策しながら、自然と文化に触れる旅がお似合い。



2018年 安曇野の季節の情報
(2018年4月12日)
安曇野地方の桜前線はここに来てようやく到達して、4月7日頃開花し、4月12日頃見頃を迎えました。安曇野にもようやく春の訪れを感じるようになり、北アルプスの残雪も少なくなって来ております。

安曇野の景勝地、大王わさび農場もわさびの花が咲き、桜や梅なども咲いて来ており、華やかさを増して来ております。



・穂高神社

安曇野へ移り住みこの地を開拓したと伝えられる、海洋民族安曇野族の祖神を祭る神社です。
参拝自由、御船会館の入館は300円、
99時〜16時、無休、P660台、
JR穂高駅から徒歩3分
TEL0263-82-2003


・吉祥山東光寺

山門に置かれた「吉祥仁王様の大下駄」で知られる曹洞宗のお寺。
この朱塗りの大下駄をはけば、仏の御利益で願いがかなうと云われている。室町時代の作といわれ、目の病にいいと云われる薬師如来像や商売繁盛の御利益があるとされる大黒尊天など、多くの仏像があります。本堂の地下道を本尊の真下まで進む「お戒壇巡り」も出来ます

安曇野は120余点の道祖神が道端に点在する道祖神の宝庫。制作年代は18〜19世紀が中心で男女双対の図柄がほとんど。表現方法はそっと手を触れあっていたり、腕を組んでいたりとどれもバラエティー豊かです。

早春賦の歌

早春賦
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思へど
時にあらずと聲(こえ)も立てず

氷解け去り葦は角(つの)ぐむ
さては時ぞと思ふあやにく
今日もきのふも雪の空

春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる胸の思を
いかにせよとのこの頃か

大正元年(1912年)11月2日作

作曲 中田 章
作詞 吉丸一昌
安曇野を代表する早春賦の歌は大正の始めの早春に、作詞の吉丸一昌氏が安曇野を訪れ、残雪に輝くアルプスの峰々を仰ぎ見るが、吹く風は冷たく、木々はまだ芽吹きも始まっておらず、安曇野の春は遅いなあと感じながらも、冬から春へと季節は変わろうとしている胎動を感じとりながら、春を待つ人々の心情を思いやり、鶯にたとえてこの唄が作詞されたものといわれております。

大王ワサビ農場

アカシアとポプラ並木に囲まれた、広さ15万ヘクタールの日本最大規模のワサビ農場。砂利を敷いたうねに流れる北アルプスの清冽な水とワサビの葉のグリーンとのコントラストが美しい。2月下旬から4月中旬頃は白いワサビの花が見頃を迎える。


ワサビ畑脇の万水川にある大きな3つの水車は
黒沢明監督の『夢』のセット用に造られたものですが今では田園風景の中にとけ込んでいます。

フラワーパーク安曇野 楡の郷

山野草の大展示場を始め、数多くの花の苗など取り揃え展示、販売をしている。


山野草園のハクサンフウロ

多くの花の展示、販売場

・道祖神

安曇野は120体以上の道祖神が点在します、道祖神めぐりのパンフレットもあるので、田園をのんびりサイクリングなどしながら道祖神めぐりを楽しんでみるのも良さそうです。


NHKドラマ『水色の時』の撮影された道祖神

道祖神が祀られている風景

・池田町ハーブガーデン

安曇野の池田町にはハーブガーデンやハーブに関した色々な品物を取り揃え販売をしています。

・夢農場

安曇野の一角にラベンダーの畑やハーブのいろいろな商品を取り扱い販売をしている。

季節にはラベンダーの花の大群落が咲き、さわやかな薫りがあたりに漂い、香しいかおりに包まれる。

・禄山美術館

蔦のからむ教会風の建物は安曇野の象徴的存在、穂高町出身の萩原守衛(禄山)の彫刻作品が展示されております。東洋のロダンとして彗星のごとくデビューし将来を嘱望されながらわずか30才でこの世を去って行った。力感あふれる作品は近代彫刻の開拓者的役割を果たした。また親交の深かった高村光太郎など作家の作品も展示されており生命感あふれる彫刻と共に見る事が出来ます。
入館料700円、P120台
9時〜16時45分(11月〜2月15時45分まで)
また月曜や年末年始に休業日あり
TEL0263-82-2094

禄山美術館内に展示されている。
題名「労働者」の彫刻

・安曇野ちひろ美術館

絵本画家いわさきちひろの世界を充分に堪能できる美術観です。
ちひろに出逢う。
世界の絵本画家に出逢う。
絵本の歴史に出逢う。
心がほっとする空間に出逢う。
入館料800円、P100台
9時〜17時、(水曜休や臨時休あり)、
TEL0261-62-0772

平成17年10月1日、旧豊科町、旧穂高町、旧三郷村、旧堀金村、旧明科町の2村3町の合併により新安曇野市が誕生いたしました。新安曇野市のページへ


安曇野アートラインの案内看板(数多くの美術館や展示場があります)


アクセス
[車]長野自動車道豊科ICから国道147号安曇野方面へ 
[電車]JR大糸線穂高駅からバス、タクシーで安曇野方面へ ・安曇野map
お問い合せ
長野県南安曇郡安曇野市市役所
・産業観光課商工観光課(三郷総合支所内)TEL0263-77-3111


-いつまでも残したい信州の自然風景-
信州の旅.com」の読者が選んだ、信州の美しい自然風景やダイナミックな大自然が造り出した絶景の造形美をご紹介しております。

信州の登山、トレッキング情報を中心に季節の花情報、行楽情報等の最新の情報を発信しております。

・季節の輝きを求めて
信州の季節が織りなす瞬間の美しさを画像にて一同に紹介し、楽しんでいただいております。

・立寄り温泉
安曇野には個性溢れる温泉が数多くあり、雄大な北アルプスを眺めながらの入浴はまた格別。
・穂高温泉郷
・中房温泉
・明科温泉
・蝶ヶ岳温泉
・安曇野みさと温泉
・馬羅尾天狗岩温泉
・穂高町温泉健康館
穂高温泉郷内にあり中房温泉の湯を引いた町営の日帰り温泉。
大浴場は広々として開放感たっぷり。
入浴料300円、9時半〜20時、第1水曜休み、P35台
0263-83-4990

・美術館めぐり
夢穂高美術館
夢穂高美術館は芸能界や文学界など、さまざまなジャンルで活躍する人の作品を展示しているユニークな美術館。主な出品者は雪村いずみ、八代亜紀、加山雄三、片岡鶴太郎、榎木孝明、長渕剛、黒沢明、北の湖、などテレビや映画でおなじみの人たちばかりです。
一芸に秀でた人はたの分野でも才能を発揮する、そんな人たちのユニークで素晴らしい作品が展示されております。
JR穂高駅からタクシー10分
入館料 800円
開館時間 9:30〜17:30
休館日 無休
P 12台
TEL 0263-83-6681 
安曇野ジャンセン美術館
フランス画壇の巨匠、ジャン・ジャンセンと独特の美人画で知られるジャンピエール・カショニールの油彩、水彩、デッサン、銅版画など600点あまりを収蔵し常時100点を展示。ジャンセンの代表作「バレリーナ」「ベニス」シリーズは大きな見所。
JR穂高駅からタクシー6分
入館料 850円
開館時間 9:00〜17:00
休館日 無休
P 70台
TEL 0263-83-6584 
大熊美術館
デンマークの名窒、ロイヤルコペンハーゲンやピング&グレンダールのクリスマスプレートの名品を中心に展示。クリスマスプレートは19世紀末のヨーロッパでクリスマスのご馳走を盛るために使われた大皿。
また東山魁夷の「北欧紀行 古き町にて」の版画も展示されております。
安曇野山岳美術館
北アルプスの麓にある地域として山岳絵画のみを展示する美術館として昭和58年に開館。
山岳画家の足立源一郎をはじめ、上田太郎、加藤水城、桑原宏ら日本を代表する山岳画家による油絵、デッサンの秀作を展示している。
JR穂高駅からタクシー8分
入館料 500円
開館時間 9:00〜17:00
休館日 毎週木曜
P 10台
TEL 0263-83-4743 
ナカニシアートミュージアム
日本の個性的な4人の現代アーティストの作品を収蔵、展示している。多才な分野で活躍したモダンアート系の芸術家・池田満寿夫をはじめ、国内外で高い評価を受ける横尾忠則、鮮烈な色彩と大胆な構図が印象的な草間弥生、シンプルながら不思議さが漂う永岡京城など現代アートの先端を走る4人のアーティストの作品1000点を収蔵。それぞれの作品を約60点、4つに分かれた展示室で展示している
有明美術館
広葉樹の豊かな森に囲まれた、白亜の洋館美術館。
ロダンの彫刻「ヴィクトル.ユーゴー像」やマイヨールのリトグラフ、池田満寿夫のメゾティントや中国・朝鮮の古陶磁器など、多彩なジャンルの作品が一堂に揃っている。
JR穂高駅から車で8分
入館料 700円
開館時間 9:00〜17:00
休館日 火・水曜日
P 7台
TEL 0263-83-3701
池田町立美術館
北アルプスを展望する丘の上に建つ美術館。安曇野を愛し安曇野の風景を数多く描いた画家・山下大五郎の作品と陶芸家・篠田義一の作品などを中心に展示。本館脇には奥田郁太郎館と小島孝子記念美術館も併設している。いずれも安曇野をモチーフにした作品が多い
JR穂高駅から車で15分
入館料 400円
開館時間 9:00〜17:00
休館日 月曜日
P 120台
TEL0261-62-6600
その他美術館・博物館
・絵本美術館 森のおうち
・安曇野絵本館
・ホソノ色彩美術館
・豊科近代美術館
・豊科町郷土博物館
安曇野の里
ガラス制作の体験やミュージアム鑑賞など、多彩な施設で1日中たっぷり遊べる複合レジャー施設。
「あずみのガラス工房」や公共の宿「ビレッジ安曇野」、山岳写真をフィールドワークにした田淵の作品を展示する「田淵行男記念館」、手作りソーセージが評判の「Restチロル」、地元特産物直売所「プラザ安曇野」などの多彩な施設が集まる複合レジャー施設。お問い合わせは
・あずみのガラス工房
0263-72-8030
・公共の宿ビレッジ安曇野
0263-72-8568
・田淵行男記念館
0263-72-9964
・Restチロル
0263-72-3322
・プラザ安曇野
0263-72-8700


にぎわう夏の上高地河童橋付近
旅行中は免疫力も高まり、肌の老化や生活習慣病の予防の効果も期待出来る

・周辺情報
立山黒部アルペンルート
立山黒部の写真集
弥陀ヶ原の紅葉
宇名月温泉 黒部渓谷とトロッコ電車
立山室堂・雪の大谷
北アルプス登山マップ
(大町エリア)


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