諏訪大社の御柱祭の起源はどの祭より古く、日本書紀に1500年前の記録が記述されております。全国に1万社以上在る諏訪神社の本家筋に当たる『信濃の国一の宮』諏訪大社の式年造営が7年毎に行われます。
平安時代の記録に残るこの催しは、七年毎の寅と申の年に行われ、山麓の6市町村20万人の氏子が参加します。
神殿の四隅に建てられる御神木は氏子達が御神木となる樅の木の見立て、伐採、山出し、里曳き、建柱の行事をすべて一年がかりで行います。
4月、5月の2ケ月間は熱狂的な山麓の氏子達であふれ豪快な祭典絵巻が繰り広げられます。諏訪大社は上社、下社からなりその上社に前宮と本宮、下社に春宮と秋宮とがあります。
上社は御神体を背後の守屋山としており成立は1500〜2000年前とされております。
下社の御神体は御神木とされ,それを祀る御神座が7年毎に新たに造営されます。 |