烏帽子岳 2066m


湯の丸山南峰より烏帽子岳を望む

標高2066mの烏帽子岳は湯の丸山の西方に聳え、山の形が烏帽子の様に見える事から命名されました。
湯の丸山南峰山頂より一旦烏帽子岳のコルまで下がり、登り返して稜線まで行き、稜線を北に向って行くと小烏帽子岳を通過し、烏帽子岳に着きます。
もう一つは地蔵峠よりキャンプ地を経て、分岐まで進み烏帽子岳登山道より向う2つのコースがあります。

烏帽子岳は高山植物も豊富でハクサンフウロやハクサンチドリ、グウナイフウロ、ベニバナイチヤクソウ、ヤマオダマキ、シャクナゲ、レンゲツツジ、ウスユキソウ、シャジクソウ、イワカガミ、ツマトリソウなど多くの高山植物を見る事が出来ます。

山頂からは北アルプスから根子岳、四阿山など360度の眺望が楽しめます。


コースと所要時間
地蔵峠-(1時間30分)-湯の丸山南峰(2101m)-(北峰(2099m)往復20分)-湯の丸山南峰山頂-(30分)-地蔵峠・烏帽子岳分岐(烏帽子岳往復1時間20分)-(60分)-地蔵峠



湯の丸山山頂風景


湯の丸山山頂よりガレ場を下り、分岐のコルへ向う登山者


分岐のコルに到着


ベニバナイチヤクソウ

ハクサンチドリ


湯の丸山をバックに烏帽子岳の稜線に向う登山者


ウスユキソウ

グンナイフウロ


レンゲツツジの咲く登山道を行く


烏帽子岳の稜線に到着


小烏帽子岳より烏帽子岳を望む


烏帽子岳への途中より正面に根子岳・四阿山 左に烏帽子岳を望む


烏帽子岳山頂指標


菅平高原方面とその奥に北アルプス白馬連峰を望む


上田の市街地と北部北アルプス方面を望む


湯の丸山と地蔵峠方向を望む

標高2101mの湯の丸山と2066mの烏帽子岳の両方を1日の日帰りで楽しめる山域です。

高山植物も豊富で、特にレンゲツツジが咲く季節は人気があります。

登山道も一部岩場がありますが比較的歩き易く、ビギナーの人達にもおすすめのコースです。

ー記・写真 山田 輝ー


アクセス
[車]上信越自動車道湯の丸IC下車 湯の丸高原まで14km
[電車]長野新幹線上田駅下車-しなの鉄道乗り換え田中駅下車タクシー30分
お問い合せ
東御市観光協会 0268-64-5895


・おすすめ宿泊情報
・湯の丸高原 湯の丸高原ホテル
東京から2時間、一気に標高1,800mの高原へ、レンゲツツジの大群落と高山植物の豊富さは、季節の彩りを充分に堪能する事ができる。冬は首都圏から一番近い良質のパウダースノーが楽しめる。



ツリガネニンジン


ハクサンフウロ


リンドウ


・湯の丸自然学習センター
とんがり山の鳥帽子岳と丸っこい湯の丸山をイメージした屋根が特徴です。湯の丸高原の入り口、地蔵峠にあるこの施設では、100インチのスクリーンで湯の丸の四季や動植物の紹介、貴重な高山蝶のパネル展示やジオラマでトレッキングルートなどのご案内をしています。湯の丸高原の自然と環境、登山のマナーを学ぶと共に利用者の交流の場としてもご利用できる。


マツムシソウ


ツマトリソウ


ミヤマアキノキリンソウ


イワインチン


信州の登山、トレッキング情報を中心に季節の花情報、行楽情報等の最新の情報を発信しております。


ウスユキソウ

・季節の輝きを求めて
信州の季節が織りなす瞬間の美しさを画像にて一同に紹介し、楽しんでいただいております。


にぎわう夏の上高地河童橋付近
旅行中は免疫力も高まり、肌の老化や生活習慣病の予防の効果も期待出来る

・周辺情報


ノハラアザミ


ウメバチソウ


シャジクソウ


シモツケソウ


ミヤマシオガマ


ヤナギラン


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