奥裾花渓谷と紅葉ドライブの旅 -長野市鬼無里- 


奥裾花大橋からの渓谷の紅葉美 
長野市鬼無里の奥裾花渓谷は水芭蕉で有名な奥裾花自然園の湿原を源としている裾花川の渓谷にそそり立つ奇岩や大岩壁の景観をぬって、滝となり、瀬となって雄大な渓谷美を造り上げております。

春の新緑から夏の冷風、そして秋のまばゆいばかりの錦の屏風絵の紅葉風景は見るものを圧倒して、感嘆の極みを演出しております。

また観光センターから奥に続く奥裾花自然園のブナの森も古代のいぶきを感じるブナの大木と紅葉のコントラストが大自然の素晴らしさと偉大さを感じさせてくれます。



・2016年 鬼無里 奥裾花自然園の秋の情報
(2016/10/21情報)
奥裾花自然園の紅葉が色付きを増して来て、いい雰囲気となって来ております。昨年より紅葉は遅めですが、このところの冷え込みでブナの木も色付き、いい色合いとなってきております。奥裾花渓谷も色付きを増して来ており、見頃状態となって来ております。

これから10月いっぱいまで奥裾花渓谷や自然園の紅葉が楽しめそうです。


(2016/10/06情報)
奥裾花自然園の紅葉の状況はまだ色付きは鈍く、一部ブナが色変わりを始めたのが見受けられますが、まだ全体的には青葉が目立つ状態です。

このところ気温も下がり始め、紅葉の条件が整って来ましたので、10月の半ば過ぎ頃には見頃を迎えて来ると予想されます。

奥裾花渓谷も同じように、10月の半ば頃から、見頃状態になりそうな様子です。
今後の気温の低下に期待するところです。


2015年奥裾花渓谷紅葉情報

渓谷の風景 2009/10/14撮影

色付く渓谷沿いの風景 2009/10/14撮影
[2015/10/14情報]
奥裾花渓谷はここに来て、色付きの度合いが強まり、見頃の始めとなってきております。渓谷沿いの上部の岩場には色付いた紅葉の木々が、朝の光に輝いております。

紅葉のピークは今週末から来週いっぱいが、見頃の最高潮と予想されます。奥裾花自然園の紅葉もカエデは赤く色付いて来ており、ブナも3〜5分の色付き具合となってきており、自然園内の紅葉も今週末から来週いっぱいが見頃のピークと予想されます。

(注)今現在自然園への通路は一部道路の補修工事に入っており、奥裾花大橋から一部、交互通行となっております。そのため入園料は無料となっております。



戸隠より奥裾花渓谷へ右折する個所の標識
奥裾花渓谷へは信濃町ICより国道36号線経由で入る場合と長野市より国道406号線で入る場合が一般的です。

今回の取材は信濃町ICより国道36号線経由で入り、戸隠宝光社を過ぎて、右折して行きました。

戸隠の36号線を右折すると、すぐに田園風景と戸隠連峰が望め、信州の山深い里山風景が目に飛び込んできます。道は鬼無里までかなり細い部分もありますので、スピードは押さえ目に。

戸隠の里山風景


のどかな鬼無里の田園風景
鬼無里の田園風景

鬼無里の里の名前の由来は、ひとりの美しい平安乙女(鬼女紅葉)が、京の都を追われ、この地で短い生涯を終えた、悲しい恋の物語りとして昔から語り継がれて来ました。

奥裾花渓谷へは国道406号線の鬼無里の里の中心部を過ぎてから、少し走ると、奥裾花自然園の看板がありますので、それを右折して行きます。あとは一本道です。右折してしばらく行くと、自然園の入園料金の徴集ゲイトがあります。

裾花川と紅葉


新奥裾花大橋より紅葉を望む
入園料支払いゲイトを過ぎて細い道に入りますと、前方に新奥裾花大橋が見えて来ます。
奥裾花ダムに映る紅葉が目に飛び込んできます。

裾花川の谷間の東側には朝日が当たり、木々の色付いた光が交差して、まばゆい光景と紅葉が望めました。

朝日の当たる谷間の紅葉


渓谷上部の岸壁の紅葉

青空に映える木々の紅葉


渓谷上部の紅葉
谷間を行く奥裾花渓谷ドライブコースは、道路は舗装が進んでいる所とそうでない個所が入り組んでおり、狭い場所もあり、2車線の広い個所もありといろいろですので、慎重な運転が必要です。

渓谷上部には岩壁も多くあり、その上に木々が生えており、その個所が光りを受けて、見事な紅葉美を見せております。

岩壁の上の紅葉美


奥裾花渓谷ドライブコースと全景を望む


渓谷の川岸より眺める

ドライブコースより

裾花川は川が堆積岩の地層を切って流れているために、至る所に奇岩、怪石が多く見られます。特に奇岩千枚岩は、横80m、高さ150mの一枚岩というめずらしいものもあります。また表面に蜂の巣のような大小の穴のあいたハチの巣状風化岩やサンドパイプ、波跡の化石、海底生物の化石などが多く見られ、大昔は海の中だった事が知る事が出来ます。

谷底の裾花川と渓谷の紅葉を覗く


奥裾花自然園観光センター
奥裾花自然園観光センター駐車場

車が入れるのはここまでです。
春はここより水芭蕉園へまた秋の紅葉見物もここより出発となります。
(水芭蕉シーズンと秋の紅葉シーズンはここより途中までバスも出ております)


観光センターより色付く戸隠連峰を望む


秋色の今池周辺のブナの森を行く
今池周辺からこうみ平湿原、そして吉池からブナの森へ、太古からのブナの巨木が広がる奥裾花自然園ブナの森は、春の芽吹きから新緑、秋の紅葉とすばらしい色合いのコントラストを見る事が出来、森での健康ウォーキングには最適のロケーションです。心と体のリフレツシュに森林ウォーキングを。

奥裾花自然園 紅葉のブナの森ウォーキングの旅

アクセス
[車]上信越自動車道長野ICから国道406号を奥裾花観光センターへ約50k、2時間。
[電車]JR長野駅から奥裾花観光センターまでバス2時間
マイカーが入れるのは鬼無里観光センターの駐車場までです。
この先は奥裾花自然園入口までシャトルバス7分200円(徒歩では30分)、ここより徒歩今池湿原まで15分位です。シャトルバス運行期間4月下旬より6月上旬と秋の紅葉シーズン9:30〜15:00位まで30分おき、混雑期は臨時便や早めの運行もありお問合せを。
お問い合せ
・長野市鬼無里支所 TEL026-256-3169




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