更科そばの里 (更級そば)


更級の里 「田毎の月」で有名な姨捨の棚田
信州更級の里(現・千曲市)は松尾芭蕉の「更級紀行」の中でも紹介されておりますが、それ以前でもいろいろな人達にも紹介されております。

名月の里としても知られ、文人、歌人にも親しまれ多くの歌もうたわれている里として知られております。

「更科そば」の由来は更級の出身者がそば店を始めた時に付けた店の名前が「信州更科そば」と付けたのが始まりと聞きます。

現在は臼で挽いた時に一番最初の粉(一番粉、そばの実の中心の部分)を使用して打つ、白いそばを「更科そば」と呼んでいます。上品な香りと喉越し良さは、格別。



名月の里、更級の「おばすて」

月もいでて やみにくれたるおばすてに 何とてこよい たずね来つらむ(更級日記より)

おもかげや うばひとりなく月の友
(松尾芭蕉 更級紀行より)

わが心 なぐさめかねつ更科や 姨捨山に照る月を見て(古今和歌集より) 


更科そばについて
更科そば」はなんと行っても白さが際立つ、上品なそばが特徴。

そばの実の中心部の一番粉を使用して打ちますので、上品な香りとさっぱり感、そして喉越しの良さが特徴。

好みにもよりますが、少し濃いめつゆを少し付けて食べるのがそばの旨味を引き出す。


更級の里 蕎麦畑の風景

更科そば(更級そば)の名店

更級そば 一松亭

瓦屋根の入り口

天丼とざるそばのセット
長野市のバイパスから千曲市に入る、国道18号線沿いの左側に位置し、日本式の落ち着いた建物はそば店としての、いい雰囲気を持っています。

店内もイス席と座敷席が設けてあり、好みで席が選べるのもいい。

更科そばは一日30食限定。どうしても食べたい人は事前に予約するといいでしょう。

それ以外のそばは二番粉を使用したそばを使い、中細で喉越しと香りは抜群、ランチの際にはミニ天丼やうなぎなどのセットメニューもあり、そばも食べたいが、もう少しお腹もきつくした方にはうれしいセットも用意されている。

千曲市屋代2783
TEL 026-273-1102
定休日 不定

十割更科そば処 西屋敷

農家風の茅葺き屋根のお店

二色そば
築100年上は経っている風情の、茅葺きの古民家が印象的なそば処西屋敷。

信州産の選りすぐりのそば粉を使い、十割の更科そばを提供している。
白く輝くそばはこれが「そば」というほど、透き通った白く美しいそばに仕上がっている。

普通の十割そばもあり、細めの麺は、じっくり仕込んだ「かえし」と絶妙なバランスを保つ。


長野市高田上高田1153
TEL 026-228-2484
定休日 火、水曜日

お問い合せ
389-0821 長野県千曲市上山田温泉4-15-1
千曲市経済部観光課 026-275-1753



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