牛に引かれて善光寺まいりで有名な善光寺は、古くから宗派の別なく庶民に親しまれてきました。一生に一度お参りをすれば極楽浄土に行けると伝えられ、年間700万人ともいわれる多くの参拝者で賑わっています。
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国宝善光寺本堂は2007年には、1707年(宝永4年)に再建されてから300年を迎えました。
1400年の歴史を刻んだ善光寺は新たな歴史の創造の機縁になる年と言えます。
再建300年を迎えた善光寺本堂はそれ以前は現在商店が建ち並ぶ仲見世通りの場所にありました。現在、その仲見世通りの中ほど、三門に向かって左手に大きな延命地蔵尊がまつられています。ここが前の本堂の瑠璃壇(るりだん)があった場所です。かってはここに御本尊が祀られておりました。現在の仁王門から三門までの間を、当時は堂庭(どうにわ)と呼び、その広い敷地のまん中に前本堂が建っていました。
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2018年 長野市城山公園の桜開花情報 |
(2018年3月29日情報)
日本気象協会は3月28日に第6回目の桜の開花情報を発表いたしました。
それによると長野市城山公園は4月4日開花、4月9日満開予想と前回に比べて2日早くなりました。
4月上旬にかけてはさらに気温が平年より高く推移することから、開花がさらに早まる可能性もあります。
なお今年の傾向は開花から満開までが早くなっておりますので、早めのお花見がおすすめ。
最短では開花から満開までが3日というところもありますので。通常は開花から満開までは約5日から6日で満開を迎えます。 |
2015年善光寺御開帳主な行事
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回向柱受け入式
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3月29日 午後2時30分
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本堂前に立つ回向柱が松代より寄進されます
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回向柱建立式
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4月3日 午後1時
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本堂前に回向柱が建立されます。昔ながらの技法に寄って人の力だけで建てられます
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前立本尊御遷座式
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4月4日 午後3時
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前立本尊の入った厨子を担ぎ、御宝庫から本堂へ運びます
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開闢(かいびゃく)大法要
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4月5日 午前10時から12時
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前立本尊の厨子が開かれ、ご開帳の始まりの大法要が行われる
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中日庭儀大法要(天台宗)
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4月25日 午前10時より午後2時
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善光寺住職の大勧進貫主と天台宗一山の法要が回向柱の前で行われる
ご開帳のもっとも重要な儀式の一つです
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仏都花まつり
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5月5日 午前11時30分
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お釈迦様の誕生を祝う花まつり
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中日庭儀大法要(浄土宗)
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5月9日 午前10時より午後2時
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善光寺住職の大本願上人と浄土宗一山の法要が回向柱の前で行われる
ご開帳のもっとも重要な儀式の一つです
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篠ノ井大獅子奉納
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5月17日 午後5時
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2体の大獅子が表参道を練り歩き、山門前で勇壮な獅子舞を披露
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結願大法要
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5月31日午前10時から12時
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57日間続いた御開帳が結願法要をもって終わりを告げます
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前立本尊御遷座式
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6月1日 午後1時
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前立本尊が本堂を出て、御宝庫に還る儀式です
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回向柱に触れる参拝者たち 2009/4/5撮影
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回向柱への順番待ちをする長い行列の参道
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善光寺御開帳 ご参拝のつぼ
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前々回は515万人、前回は600万人もの人が訪れた御開帳。期間中は、平常と参拝方法が変わります。参拝前に知っておきたい「参拝のつぼ」を公開します。
その1 回向柱(えこうばしら)に触れる。
本堂前に立つ大きな回向柱は、白布から5色の糸を経て、本堂内々陣に安置された前立本尊の中央、阿弥陀如来の右手に結ばれた金の糸とつながっている。これを「善の綱」という。この柱にふれることで、前立本尊とのご縁が結ばれる。
参拝方法/本堂正面にまっしぐら。
その2 前立本尊(まえだちほんぞん)を参拝する。
・内陣参拝 前立本尊とは、ご本尊の前に立つ仏という意味。ご本尊は絶対秘仏なので、その仏様の姿を写した前立本尊が七年に一度の御開帳で姿を現す。内陣に入って参拝すれば、前立本尊を間近に拝むことができる。
参拝方法/「御開帳特別参拝券」が必要。本堂正面右側の階段を上がり、内陣から参拝する。
(「御開帳特別参拝券」は大人500円、高校生200円、小中学生100円、お戒檀巡り、経蔵、善光寺資料館と共通)
・外陣参拝 内陣に入らず参拝したい場合は、本堂正面の階段を上がる。
その3 お戒檀(おかいだん)めぐりをする。
ご本尊が安置される瑠璃壇と御三卿の間の床下にある回廊を巡る。真っ暗な中を、右側の壁、腰の高さを伝ってすすみ、途中ご本尊の真下にある錠前にふれることができれば、ご本尊と結縁し、極楽往生がかなえられるという。
参拝方法/「御開帳特別参拝券」が必要。内陣参拝に続いて、いったん本堂外に出て、順路を進む。通路沿いには「善光寺縁起」のあらすじなどを描いたパネルが展示される。
その4 御印文(ごいんもん)を頂戴する。
落語「お血脈」にも登場する御印文は、ご本尊の功徳がこめられた三つの判で「ごはんさん」とも呼ばれる。ご本尊である三体の仏様の分身とも伝えられ、この御印文を額に押してもらうと極楽行きが保証されるという。通常は正月7日〜15日しか行われないが、ご開帳期間は特別に授かることができる。
参拝方法/本堂正面の階段を上がる。
その5 経蔵(きょうぞう)を参拝する。重要文化財
本堂西側にある経蔵は、仏教経典のすべてを網羅した一切経が納められている。経蔵内部には八角の「輪蔵」とよばれる書庫があり、この輪蔵を回すことで一切経のすべてを読んだと同じ功徳が得られるといわれている。平常は回すことができないが、ご開帳期間中は特別に許される。
参拝方法/「御開帳特別参拝券」が必要。
その6 資料館を拝観する。
本堂の北西、日本忠霊殿には善光寺資料館が併設されている。内部葉、今回の御開帳にあわせ改装され、御開帳特別展示が行われている。
参拝方法/「御開帳特別参拝券」が必要。忠霊殿正面の階段左脇を入ると階段下に資料館入口がある。
その7 御供養や御祈願をする。
本堂正面西側の納経所で、御供養や御祈願を受付けている。御開帳特別回向の大法要は、毎週火曜日と金曜日の午後1時から。大法要に参列すると内々陣で読経に立ち会える。ご朱印や霊場めぐりの掛け軸も納経所にて。
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本堂 2002.4.20撮影
山門 (三門とも言う)重要文化財
善光寺大工らによって建てられたが、その美しさは見事。
仲見世通り
仁王門から山門までの約100mの道、
情緒あふれるお店が並んでいますのでのぞいて楽しもう。
仁王門
高さ13.6m、左右に迫力ある仁王像が立っています。
善光寺入口
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・本堂
T字型をした独特の建築様式の本堂に安置されている御本尊『一光三尊阿弥陀如来立像』(いっこうさんぞんあみだにょらいりゅうぞう)は白稚(はくち)5年(654年)以来一度も公開されたことのない秘仏です。
7年に一度の御開帳で見る事が出来るのは前立本尊と呼ばれる御本尊の御分身です。
本堂での参拝を済ませたら御本尊下の暗闇の回廊を巡って極楽の鍵を探り当てる『お戒檀巡り』を体験しましょう。
境内自由、本堂内陣300円、
4時半(冬季6時)〜16時半(冬季16時)、
P350台
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善光寺の一日
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双盤
午前4時30分(冬季6時)。善光寺の一日の始まりを告げる双盤が鳴り響く。続いて太鼓の音を合図に本堂の扉が開けられ、参詣者は堂内に入ることが許されます。
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お朝事
大勧進お貫主と天台宗一山住職、大本願お上人と浄土宗一山住職が毎朝行う勤行。一日の中で善光寺が最も善光寺らしい佇まいを見せるひとときです。お朝事は日の出にあわせて、夏季5時半頃、冬季7時頃から始まる。御開帳期間のお朝時は4/6〜25はam6時〜7時、4/26〜5/30はam5時半〜6時半。
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お数珠頂戴
お貫主、お上人のお朝事の行き帰り、参詣者は本堂前の石畳にひざまづいて手を合わせ、お数珠を頭に頂きます。
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日中法要
毎月15日、4月15日〜7月15日と9月1日〜9月30日の期間行われます。時間は午前11時と正午。施主法要は随時行っています。
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内陣参拝
本堂での参拝を済ませたら御本尊下の暗闇の回廊を巡って極楽の鍵を探り当てる『お戒檀巡り』を体験しましょう。
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入相の鐘
夕方16時30分(冬季16時)、境内に鐘が鳴り、内々陣の唐戸が閉じられ、本堂正面の高灯籠に灯が入ります。善光寺の一日の終わりを告げる鐘です。
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・経蔵(きょうぞう)
重要文化財
本堂西側にある経蔵は、仏教経典のすべてを網羅した一切経が納められている。経蔵内部には八角の「輪蔵」とよばれる書庫があり、この輪蔵を回すことで一切経のすべてを読んだと同じ功徳が得られるといわれています。
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・鐘桜
長野冬期オリンピック(1998年)の開会式はこの善光寺の鐘の音で始まりました。長野市民には時を知らせる鐘として親しまれ、「日本の音風景百選」に選ばれています。
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2003年御開帳・本堂の屋根も雪が積もった寒い中の回向柱除幕式の始まる直前の善光寺。
回向柱除幕式 2003年4月5日午後4時
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(注)信州の旅.com内に掲載されております善光寺関連の画像やその他構築物の画像の貸し出しは出来ません。 |
アクセス
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[車]上信越自動車道長野ICから国道18号約6k15分
[電車]JR長野新幹線長野駅下車、バスにて善光寺前へ。びんずる号(長野駅-善光寺大門へ直通バス5〜10分間隔100円)。ぐるりん号(長野市中心市街地循環バス100円)
[徒歩]JR長野駅より1.8k、長野中央通り(表参道)を一直線に進む高台にあります。長野市の商店街を歩きながら名物の蕎麦店、饅頭店、民芸店、骨董店、などここでしか味わえない店の寄り道も楽しんで善光寺まで行くのも良いでしょう。 ・北信州map
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お問合せ先
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長野市大字鶴賀緑町1613 長野市産業振興部観光課 TEL0262-24-5042
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・季節の輝きを求めて
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信州の季節が織りなす瞬間の美しさを画像にて一同に紹介し、楽しんでいただいております。
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・善光寺門前そば処、食事処 |
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善光寺門前には、善光寺の歴史と共に歩んで来た、多くの老舗のお店があり、年代を重ね、洗練された多くの名物があります。 |
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中日庭儀大法要
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・長野県信濃美術館・東山魁夷館 長野市
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長野県信濃美術館は、信州ゆかりのある荻原禄山、菱田春草らの作品や信州を描いた風景画などが展示されています。併設されている東山魁夷館は、日本画家の巨匠、東山魁夷の世界を堪能できます。
一般:500(400)円 高大生:250(200)円 小中生:100(100)円( )内は20名以上の団体料金、9時〜16時半、水曜休み、P100台
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・エムウエーブ 長野市
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1998年に開催された長野冬期オリンピックのスピードスケート開場。
エムウエーブ内に会館したオリンピック記念館では公式グッズの展示やオリンピックシアターであの感動のシーンや、競技の疑似体験ができるボブスレーシミュレーターがあります。
入館料700円、10時〜16時、火曜休み、P400台
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