[2010年8月07日情報]
8月4日より信州の旅.comの取材チームが大雪渓から入り、白馬岳、小蓮華山、白馬大池、白馬乗鞍岳、栂池へと取材に入りました。
大雪渓は上部の落石が多く、葱平からの手前からの直登ルートは立ち入りが禁止され、横へのトラバースが方向指示されております、大雪渓終点からは細かな登りのジグザグ登行となります。登山道が狭いため、ゆっくり慎重に行く事が必要です。小雪渓は通過しませんのでその心配はありません。
葱平からお花畑は今が見頃と色とりどりの高山植物が咲き誇っております。
白馬岳から小蓮華山、白馬大池、栂池間は残雪はほとんど消えております。一部白馬乗鞍岳の山頂附近には雪渓が約60mに渡り残っております。
上部の落石状況 2010/8/04撮影
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途中より横えトラバースして陸地へ
2010/8/04撮影
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[2010年7月13日情報]
白馬大雪渓は猿倉から白馬尻までの登山道はほとんど雪が消えており問題なく通行出来ます。
白馬尻からの大雪渓は通年のコースが指示されており、赤のマーキングが示されております。残雪は多めの状態で、葱平からお花畑周辺はまだ残雪に覆われている状況です。
小雪渓も残雪が多く、急斜面な状況ですが、ステップが切ってあり、慎重な行動をすれば問題はありません。もし不安が残る場合は軽アイゼン等装着すると良いでしょう。
大雪渓上は落石の音は絶えずありますので、注意が必要です。クレパス等は見受けられません。
このところ雨降りが続き、雪面が固く滑り易いので注意が必要です。
稜線上は大分雪解けが進み、ウルップソウやハクサンイチゲ、ツクモグサなどが咲いて来ております。
白馬岳から白馬大池方面への登山道は小蓮華山付近には残雪があります。また白馬大池周辺にも残雪があり、白馬乗鞍岳もまだ多くの残雪がありますので、下山は特に注意が必要です。
鑓温泉方面の大出原はまだ残雪が多く、道に迷い易い状況ですので慎重な行動が必要です。鑓温泉小屋は7月13日より営業体制に入りました。
[2010年6月20日情報]
白馬猿倉荘は5月22日より営業が始まっております。白馬山荘は4月29日より営業がはじまっております。白馬頂上宿舎は6月19日より、天狗山荘は6月26日より営業を開始予定です。山頂付近は残雪が今年は多く、天狗山荘等は小屋開けの除雪が遅れ気味の状態です。
除雪作業は6/12現在、猿倉から御殿場まで除雪作業がすんでおります。御殿場から白馬尻までの間は一部木道が出ているところはありますが、まだ全体的には雪道の状況です。長走沢の橋はかかっています。
御殿場から少し行くと追上沢がありますが、仮設の橋が復旧しています。
大雪渓には紅がらがまかれました。あくまでも目安のものですので十分落石には注意して下さい。
大雪渓上部、葱平は雪に埋まっておりまだほとんど出ていません。葱平及び小雪渓は急斜面になっていますので滑落に注意して下さい。
お花畑付近もまだまだ雪におおわれています。
この付近も視界が悪いと迷いやすいので慎重に行動して下さい。
小雪渓はステップが切られています。
大雪渓の雪質ですが、日中はザラメですが朝晩は硬いのでアイゼンもちろん必要です。スプーンカットはまだ出来ていません。山スキーはまだまだ楽しめれそうですが、クレパスがところどころでています。
稜線上も残雪が多く、踏み抜き等には充分注意が必要です。大出原から白馬鑓温泉への下りにはまだかなりの残雪があります。白馬鑓温泉の営業開始は7月3日頃に予定されているようですが、残雪が多く、若干遅れ気味です。
(白馬振興公社より一部情報提供)
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