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斑尾高原 袴岳スノーシュー&バックカントリー


途中よりおだやかな山容の袴岳を望む
斑尾山の北に位置する袴岳は標高1135mとそれ程高くはありませんが、山頂付近から山麓にかけては手付かずの自然が残り、美しいブナの森が多く残されております。

冬の束の間の晴天の日は、素晴らしい雪景色を見る事ができます。また2月の後半からは雪も締り、天候も安定をして、5月の中旬頃までスノートレッキングの最適シーズンとなります。

冬の積雪期には3mから4mもの積雪になりすっぽり雪に覆われた森はどこでも好きなように歩く事が出来ます。
スノーシューや山スキー、スノーボードでのバックカントリーが気楽にエンジョイ出来ます。

朝日に輝く新雪を歩いたり、滑ったり大自然の懐に飛び込み、自然と一体となって楽しんだら、きっと冬のバックカントリーのとりこになるでしょう。




袴岳山頂より豪快な妙高山を望む

出発地点の斑尾高原赤池周辺はブナの森が広がっており、降雪のあとには美しい雪の花が咲いたように、青空の中に映えている

ブナの木に降った雪が付き朝日に輝いていたブナの森


出発地点のブナの森
出発地点のブナの森、青空と雪の付いたブナの木のハーモニーが一枚の絵のごとく、美しい光景を造りあげている。

スノーボードを背負ったスノーボーダーが、これからの快適な滑りに期待をはずませ、美しいブナの樹林帯を出発していく。

出発していくスノーボーダー


朝日に輝く斑尾山を左手に見ながら
ブナの森を抜けると視界が開け、進行方向左手に朝日に輝く斑尾山が望めるようになり、このすばらしい眺望を堪能出来る今日の快晴に感謝。

スノーシューの一行も新雪を踏み締めて、元気に出発をして行きました。
今日は天候にも恵まれ、素敵なすばらしい一日になる事でしょう

出発をして行くスノーシューの人


美しい袴岳山麓の雪景色
ブナの木は雨の水などを根元に貯めやすくするため、枝や葉が傘のように広がり、そこに付いた雨の水が枝を伝い、幹に集まり、そしてその幹から根元の根っこや枯葉に吸収されていく。そして貯めた水を徐々に放出して森にうるおいを得えて行く。
そのため冬の降雪のあとにはブナの木に雪が付いた様子はすばらしい光景を見せてくれる。

スノーボードを背中に背負って、スノーシューで山頂を目指して登ってゆく一行。

快調に登ってゆく


ウサギの足跡の横を行く
積雪期は3〜4mもの積雪になり、冬以外のときは沢になっており、歩く事は困難ですが、冬は3〜4mもの雪の上を簡単に歩く事が出来ます。これも冬の雪のおかげで、山歩きがどこでも快適にできる理由です。

(しかし雪解けが始まって、沢がところどころ見え始めて来た時は危険ですので慎重な行動が必要です)

吹雪いた翌日は素晴らしい好天に恵まれる事が多いです。この日も前日まで雪が降っていて、この日はスカッと晴れた時の森の雪景色を撮りました。

ふんわり積った新雪の朝の森の景色



スノーシューの人達が快調に登って行く
スノーシューについて
スノーシューは日本風に言い換えると「西洋式かんじき」と言えます。雪深いところを歩く事に必要な道具として古くから利用されてきました。スノーシューとかんじきの違いをあげるとすればスノーシューは踵があがり、歩行の際歩き易くなっております。近年トレッキング人気が高まり、冬の雪原や里山トレッキングなどスノーシーズンの美しい雪景色を楽しんだり、健康維持のためなど運動不足の冬のシーズンにも多くの愛好者が増えて来ております。

通称「袴の丘」付近の雪景色。ここまで来ると「袴の丘」はもうすぐそこ。

「袴の丘」の雪景色


袴の丘への登りを行く

広々した袴の丘に到着


袴の丘より黒姫山や飯綱山を望む、眼下に野尻湖も


袴の丘より志賀方面の山並を望む
通称「袴の丘」は広い平たんな丘になっており、袴岳山頂への中間地点に位置します。

ここからの眺望は素晴らしく西には黒姫山から飯綱山が望め、眼下には野尻湖が望め、南には斑尾山が目の前に広がり、東には志賀、及び根子岳、四阿山から浅間山が望める。


袴の丘で一息入れる人達

うさぎの足跡もたくさん見る事ができます

袴岳山頂へは「袴の丘」から1時間位で到着できます。天候や雪の状態、帰りの体力を考え、余裕がある場合は是非登ってみて下さい。目の前にそびえる妙高山の雄姿が印象的です。

他のパーティーの人達も早めのランチを楽しんでおりました


袴岳山頂への登りを行く
袴の丘でひと休みし、袴岳山頂へと進む、ここから山頂まではひとつ峰を越えて、その先の峰が袴岳山頂となります。ブナの森やダケカンバの森が美しい光景を見せてくれます。

またうさぎやきつね、テンなどいろいろな動物の足跡も見る事が出来ます。幸運に恵まれれば本物に出会えるかも。

降雪の後のブナの森は枝々に雪が積り、雪の花が咲いたように、美しい光景を見せてくれます。また青空とのコントラストもまた格別の感があります。

美しいブナの森を行く


袴岳山頂より真正面に見る妙高山の勇姿に見とれる人たち


眺望を楽しむ人達
標高1135mの袴岳は斑尾山の北側に位置し日本海の寒風を直接受け、冬の積雪期には3〜4mの積雪となる。
手付かずの自然が多く残っており、自然そのままの光景が楽しめる。

いよいよ下山に入ります
楽しい下山滑走のコース取りを思案して、準備に入るスノーボーダー。

下山の準備に入る


自分一人のパウダーの新雪を高まる気分を抑えて
下山滑走スタート
バックカントリーの醍醐味下山滑走に入る。

バックカントリーは自然なままの山の斜面を滑りおりるため、ゲレンデとは比べものにならない緊張感があります。

そこにはいろいろな 雪質の違いや足元の木の枝や雪に埋まった木の枝、木のまわりの窪地、自然なせっぴ、倒木やそれが埋まったでこぼこなどゲレンデでは考えられないいろいろな状況があります。
しかしそれらを無事クリヤーして滑る楽しみはまた格別の感があります。


逆光を浴びて快調に滑り降りるスノーボーダー

慎重にラインを選びながらバックカントリーで山岳スノーボードを楽しむ。

袴岳を滑り降りる


下山のパウダーランを楽しむ人達
スノーシューの人達も下りはまた一段と楽しみがあります。パウダーランや尻滑り(ケツゾリ)、急斜面ダイブなど雪と戯れながらの下山はまた愉しです。


下山途中より高田平野と日本海を望む

スキーヤーの人も逆光の中、雪けむりをあげて、
快調に滑り下りて行きました。


信州スノーシュー&バックカントリー

信州の人気のスノーシューコースの紹介や遊び方、楽しみ方の紹介ページ


快調に下るスキーヤー


快適に下って行く
ノートラックの雪原を快適に下って行く。
自分だけの一本のシュプールをきざみながら、順調に滑り下りてくる。

下山途中逆光の中で美しく映えていた斑尾山。

木の影のシルエットが雪面に映り、おもわずシャッターを切った一枚。


袴岳山麓に無事に下って来たスノーボーダー
今日の袴岳バックカントリーの取材はすばらしい天候に恵まれ、自分の腕以上にいい写真が撮れました。また前日の降雪が木々に残り、それが青空とのコントラストをよりいっそう引き立ててくれた。

今日の私はスノーシューで取材に望みました。次の取材は山スキーかテレマークスキーで望みたいと強く感じました。


-記・写真 山田 輝-


信州ネイチャークラブ・斑尾チームNPウィンタープラン
冬の美しい斑尾高原でスノーホリデーをお手伝いいたします。スノーシューバックカントリーで森や林、山頂トレッキングなどご案内いたします。またスキー教室やテレマークスキー、ネィチャースキー、など安全に楽しめるようにガイドも行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
389-2257 長野県飯山市斑尾高原
信州ネイチャークラブ 斑尾チームNP事務局 TEL0269-64-3250

信州の旅.com 冬の傑作写真 額入り写真の販売について
信州の旅.comでは多くの取材の中で傑作写真を保有しております。山岳風景、里山風景、花風景などをプリントをして額入りでご用意致します。

お祝い事のプレゼントやショップ等の雰囲気作り、ご自分の家のインテリアとしてご利用下さい。

お気に入りの写真の小さなマイギャラリーも気分が和みます。

・アクセス
[車]上信越自動車道、豊田飯山ICより16km
[鉄道]JR飯山線、飯山駅下車バス30分
    JR長野駅より高速バス1時間10分(季節運行)
・お問い合せ
営業時間、料金、内容等変更になってる事もありますので現地へお問い合わせの上ご利用ください。
長野県飯山市斑尾高原
斑尾高原山の家 0269-64-3222

注)冬のスノーシュートレッキングやハイキングは、あくまでも冬の山や里山が対象となり、天候が変われば、危険な冬山にもなり、危険も伴いますので、必ずガイドをお付けにななるか、あらゆる他の情報も把握の上お出かけ下さい。当サイトの情報は取材時のものです。


スノーシューガイドのいる宿

チロリアンハウス灯 冬の外観風景
斑尾の中心地、プラザ街のすぐ近くにありスキー場へも大変便利、お箸で食べる和風イタリアン料理はテーブルいっぱいの賑やかさ。ワインや地酒もいろいろあります。お風呂は24時間入浴OK、駐車場も専用の無料駐車場完備。お得なリフト券パックもいろいろあります、スノーシューガイド付プランなども行っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
TEL 0269-64-3817

斑尾高原袴岳への登りを行く




温泉情報

斑尾高原温泉(斑尾高原ホテル内)
標高1382mの斑尾山の麓の高原に湧出した温泉。斑尾高原ホテル内にあり、日帰り入浴も出来、タオルも付いているのでトレッキングやスキーのあとなども気軽に入れる。
泉質-ナトリュム、カルシウム塩化物泉。
効能-神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、切り傷。
営業時間6:00:00〜10:00 11:30〜23:00
休業日 無休
料金 大人800円 小学生500円
TEL 0269ー64-3311

まだらおの湯(中野市)
斑尾高原内に平成15年春にオープンした新しい日帰り温泉施設。唱歌「ふるさと」「紅葉」「おぼろ月夜」などで知られる高野辰之博士の生まれ故郷、中野市豊田の一角に建つ。斑尾山トレッキングや高原トレッキングの後に最適。サウナ、露天風呂も完備。
泉質-弱アルカリ性単純泉。
効能-神経痛、筋肉痛、関節痛。
営業時間10:00〜18:00 18:00〜21:00(冬期20:00)
休業日 毎週火曜日
料金 10:00〜18:00 
大人500円、中学生350円、小学生200円。
18:00〜21:00
大人300円、中学生250円、小学生100円。
TEL 0269-38-3000

周辺の旅とっておき情報

斑尾山スノーシュー&バックカントリー
標高1382mの斑尾山のスノーシュー登山、及びバッカントリーのコース等紹介しております。また眺望抜群の大明神岳の大パノラマもご披露しております。

標高1022mの大平峰(毛無山)は斑尾高原の希望湖すぐ脇にある登山口から比較的楽に登れる山として、観光客やハイカーの人達に親しまれております。しかし冬の厳冬期は4mもの雪に覆われ完全な冬山と化します。しかし冬の晴れ間の時や3月から5月の新緑にかけてはスノーシューの絶好のロケーションとなります。美しい北信濃の風景を見る事が出来ます。

標高1289mの鍋倉山は山麓から山頂付近まで豊かなブナの森が広がり、冬は多い時には8mもの積雪を記録する。豊かな森をスノーシューや山スキーで楽しむベストエリアと言えます。山頂からの眺めも素晴らしく、西には妙高山や火打が望め北東方面には越後三山が望める。2月後半から5月まで豪雪期からブナの芽吹きから新緑と自然のいぶきを感じながら楽しめます

信越トレイルクラブの冬のスノーフェスティバルが行われ、2日目の豪雪の関田山脈スノーシューツアーの模様を撮影したページです。

2005年7月オープンした、総延長50km斑尾山より牧峠までの信越トレイルの魅力あるコースを紹介しているページです。

日本300名山の斑尾山の山行の様子を記録したページです。3箇所の登山口からのアプローチを紹介しております。

グリーン期の袴岳のセラピーロードをまわりの風景を交えて紹介しているページです。

斑尾高原の沼の原湿原の春の様子を撮影し、紹介しているページです。

森林セラピー基地北信州いいやま
北信州いいやま市が林野庁より森林セラピー基地の認定を受け、その魅力ある森林セラピーロードおよび周辺の環境を紹介しているページです。

スノーシュー&バックカントリー











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