戸隠高原スノーシュー(クロスカントリースキー)ウォーキング
冬の青空に浮かぶ戸隠連峰 2010年3月14日撮影
霊山戸隠連峰の山麓に広がる戸隠高原は冬は絶好のスノーウォーキングエリアとなります。
戸隠牧場から鏡池までの広大な平坦なスノーフィールドはスノーシューや歩くスキーでの快適なウォーキングエリアとなり、多くの愛好家の人々が冬のひとときを楽しんでおります。
戸隠高原は古い歴史と文化を持ち、神社仏閣から伝統行事、そして食文化として名物戸隠の霧下そばがあります。
冬のスノーウォーキングを楽しみ、温泉とそばは戸隠ならではの冬のおもてなし。
スノーウォーキングガイドもしっかりした組織がありますので、必要な場合は事前に連絡をして、安全なスノーウォーキングを楽しんで下さい。
降雪の朝の戸隠高原の雪景色 2010年3月14日 AM7時30分頃撮影
奥社入り口駐車場に集まる人達
戸隠高原のスノーウォーキングコースはいろいろありますが、奥社参道からのアプローチが一般的で、
参道入り口の駐車場は非常に便利で、ここからスタートしてゆく人達が多いです。
戸隠牧場入り口から入る人達も多く見られます。
駐車場より奥社参道へのアプローチ道
奥社参道入り口の鳥居
コースの説明
戸隠高原のスノーウォーキングコースは奥社参道入り口附近から入り、奥社参道中間点附近にある随神門へ、そこから左に折れ戸隠森林植物園内に、そこから鏡池へのコースが一般的です。
鏡池からは森林植物園の入り口に戻り、奥社入り口駐車場へ。
その逆のコースもありで静かなスノーウォーキングが楽しめます。
コースの標識表示もありますので、コースの参考にして下さい。
鏡池は雪が緩んで来ると横断等危険ですので、積雪量、気温、池の雪の溶け具合等を判断して慎重に行動して下さい。
戸隠森林植物園入り口看板
最初に鏡池へ行く場合は森林植物園の方から入るのが、いいでしょう。今回我々もその方向からのコースとなりました。
森へ出発してゆく人達
森林植物園入り口よりスタートして行きました。
雪の下は春になると水芭蕉の群落が咲いているところで、
その光景が頭の中に浮かんで来ました。
モミの木園地の看板
巨木のモミの木の中へ
大きなモミの木の園地に到着、青々と葉を広げどっしりと森に生きる
森の奥へ奥へと進む
コースの表示案内板
天命稲荷神社に到着。
天命稲荷神社の手前に沢が一つ通っていて、天命稲荷方向に橋が架かっていますが、雪がかなり溶けて、渡るのには不安定で危ないので、沢を渡れる場所を探し、鏡池へ出る。
天命稲荷神社
鏡池へ到着
鏡池の上から戸隠連峰方面を望む
(あいにくまだガスが掛かっていて絶景は見えずでした)
別のスノーシューのパーティーの人達が鏡池を横断してゆく
鏡池の淵でひと休み、ティータイムを楽しみ、その後随神門へ向かう。
(鏡池からの戸隠連峰の勇姿を見たかったのですがあいにくまだガスが掛かっていて見る事が出来ませんでした。しかしその後すばらしい戸隠連峰を見る事が幸運にも出来ました)
随神門へ向かう
途中いろいろな人達に出会いました
若い女性の二人連れも
鏡池950m、随神門600mの道標看板
スノーシューコース案内マークに沿って
杉とモミの木の森に入る、杉の香りもほのかに漂う
モミの大木を見上げて
鏡池へ1300m、随神門へ250mの
雪に埋まる案内看板
天候も回復し日差しも出て来て、早春の雰囲気が漂い始め、鳥たちの声にしばし耳を傾ける
随神門に到着
随神門に到着。
ある心霊学者に云わせると、戸隠のなかでも特にこの随神門周辺は神々の存在が濃厚に感じられと云われております。
奥社へ続く杉の大木が並ぶ参道
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなり、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。
その起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。
平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場でした。
江戸時代には徳川家康の手厚い保護を受け、一千石の朱印状を賜り、東叡山寛永寺の末寺となり、農業、水の神としての性格が強まってきました。山中は門前町として整備され、奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めました。
明治になって戸隠は神仏分離の対象になり、寺は切り離され、宗僧は還俗して神官となり、戸隠神社と名前を変えて現在に至ります。
帰路につく
随神門から杉並木を少し奥社よりに進み、途中より戸隠牧場方向に進路をとり、
日差しが明るくなって来た森をのんびりとまわりの風景や鳥の声、戸隠連峰を眺めながら、早春のスノーウォーキングを楽しむ。
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信州の人気のスノーシューコースの紹介や遊び方、楽しみ方の紹介ページ
トントントン トントントンとキツツキの音に聞き耳を立てる人達
帰りの頃になって荒々しい戸隠連峰の勇姿が姿を現した
冬の快晴の戸隠連峰を望む
今回は戸隠民宿組合の徳武さんにガイドをお願いし、快くお引き受け頂き、同行取材をさせていただきました。
どうもありがとうございました。
後半からは好天になり、いい風景も沢山撮影できました。
広々とした戸隠高原のスノーフィールドはスノーウォーキングを楽しみのには絶好のロケーションです。これからも多くの人達が安全に楽しくスノーウォーキングを楽しまれる事を願っております。
ー記・写真 山田 輝ー
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お問い合せ
長野市戸隠
長野市産業振興部観光課 TEL026-224-5042・戸隠観光協会 TEL026-254-2888
戸隠民宿組合 026-254-2566
注)
冬のスノーシュートレッキングやハイキングは、あくまでも冬の山や里山が対象となり、天候が変われば、危険な冬山にもなり、危険も伴いますので、必ずガイドをお付けにななるか、あらゆる他の情報も把握の上お出かけ下さい。当サイトの情報は取材時のものです。
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