・コースと所要時間 |
コースと所要時間
今回は花の旅という事で三股から蝶ヶ岳に入り、常念岳まで縦走をして三股に下るという1泊2日コースで取材に入りました。
1日目
三股-(2時間)-まめうち平-(40分)-蝶沢-(35分)-旧ベンチ-(45分)-最終ベンチ-(40分)-蝶ヶ岳ヒュッテ(泊) 1日目合計所要タイム4時間40分(休憩時間含まず)
2日目
蝶ヶ岳ヒュッテ-(35分)-蝶ヶ岳三角点-(2時間10分)-最低のコル-(1時間15分)-常念岳-(50分)-前常念-(2時間40分)-三股 2日目合計所要タイム7時間30分(休憩時間含まず)
余裕を持つなら常念小屋で宿泊するとゆっくりした山旅になります。またこの逆のコースも人気があります。
蝶ヶ岳へはあと上高地の徳沢から登る長塀尾根コースと横尾から登るコースがあります
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三股駐車場 |
三股駐車場は常念岳と蝶ヶ岳への登山口としてマイカー利用の人達には便利な駐車場として愛用されている。駐車スペースも広く約70台ほど駐車出来る、また水場、トイレ、あずまやなどがある。
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駐車場より登山道入口までのアプローチ道 |
登山者カード提出所 |
登山者カードを提出して登山道に入ると、道標があり、常念岳方面と蝶ヶ岳方面への指標が示されている。 |
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ブナや唐松の登山道を行く |
ガスの間から見える常念岳 |
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約2時間くらいの登りが終わると、まめうち平に着く。半分の少し前くらいで、ほんの少しの平たんな道が続く。ひと休みにはちょうどいいスぺースです。 |
途中から見える山の風景 |
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標高2150mの蝶沢に到着。
この看板のあとすぐに蝶沢を横切る。 |
標高2350mの旧ベンチに到着。
ここからあと標高300mの登りを頑張れば蝶ヶ岳ヒュッテです。 |
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標高2500mの最終ベンチ |
最後の頑張り山頂へ一歩一歩 |
コイワカガミとツガザクラのお花畑 |
蝶ヶ岳ヒュッテ |
蝶ヶ岳ヒュッテに到着。
蝶ヶ岳ヒュッテは蝶ヶ岳から大滝山へ続く主稜線から徳沢へ下る長塀尾根が分岐する地点に建っています。槍ヶ岳、穂高連峰の眺望には定評があります。 |
蝶ヶ岳の三角点は蝶槍(2664m)のピークにありますが、最高点は南端の長塀ノ頭(2677m)にあります。 |
蝶ヶ岳の最高点南端の長塀ノ頭の山頂の指標 |
展望台より蝶ヶ岳最高地点の南端の長塀ノ頭(2677m)を望む(中央には蝶ヶ岳ヒュッテ) |
あいにくトップが雲にかくれた蝶ヶ岳からの穂高連峰 |
山行メモ
蝶ヶ岳への登りはかなりきついと聞いておりましたが、登山道も比較的しっかりしていて、ゆっくり行けば何も問題ありませんでした。
まめうち平までは沢筋からの尾根への取り付きになり、中位の急登になり林の中を行きます、ゆっくりマイペースで序盤のリズムを作って登って行きました。
途中林の木の間から常念がガスの中からチラと見えました。まめうち平に着くと、登山道はしばらく平坦な道になります。そのあとからは山頂に向けて急登になります。ジグザグを繰返しながら一歩一歩進みます。
蝶沢、旧ベンチを過ぎたあたりから高山植物が見え始め、疲れた体にやすらぎを与えてくれます。
最終ベンチをすぎたあたりからはハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマサクラソウ、ミヤマキンバイなどが群落で咲いている所もあり、元気をもらいました。花の撮影に夢中になっている内に蝶ヶ岳の山頂エリアに着きました。
この日はあいにくガスが多く発生していて穂高連峰や槍ヶ岳の勇姿を見る事は出来ませんでした。
しばらく休憩のあと外に出ましたら前穂や明神、涸沢の一部が見え、トップはガスに巻かれていました。
2日目は6時出発で常念に向かいました。この日もあいにくガスに巻かれ穂高連峰や槍ヶ岳の姿を見る事は出来ませんでした。ガスの中蝶槍をめざして進みました。
蝶槍もガスに巻かれうっすら稜線が見える程です。ちょっとくやしい気分でした。
蝶槍をすぎると下りに入り、カラマツやシラビソの樹林帯に入ります。樹林帯を抜けた所にちょっと広いスペースがありここで最初の休憩をしました。
ここから少しの登りになり、その途中にニッコウキスゲの大群落にお目にかかる事が出来ました。夢中でシャッターを切り、ちょっと興奮した一場面でした。
最低のコルへ下る途中に常念岳の全景が見える所があり、その地点にさしかかった時、ふと見上げたら常念がガスの中にうっすら見えて来て、ここを撮らなければ今回の収穫は何も無いと思い、しばしそこに立ち止まり、ガスが晴れるのを待っていました。20分ほどしましたら少しずつ稜線を見え始め、トップの上あたりに青空も見え始め、期体感で胸がドキドキしてきました。
その後もしんぼう強く待っていたら常念の全容が姿を現わし始め、素晴らしい決定的瞬間の常念の映像を撮る事が出来ました。
神様は条件が悪かった山行に、ひとつのご褒美をくれたと感謝しました。それからは常念へのきつい登りも難無くクリヤをして山頂に立てました。
山頂からは常念小屋への分岐から三股方面への道をたどり、前常念を経由して三股に下りました。
−記・写真 山田 輝ー |
アクセス |
[電車]JR大糸線駅豊科駅より三股までタクシー20分
[車]長野自動車道豊科IC下車三股まで25分 |
お問い合せ |
・穂高町商工観光課 0263-82-3131 ・松本市アルプス観光協会TEL.0263-94-2221 |
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シナノキンバイ
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・常念岳、蝶ヶ岳臨時情報 |
(2008/6/10情報)
2008年夏山シーズンにおいては一昨年の豪雨の影響で被害を受けた河川の工事はほぼ完了しておりますが、三股登山口においては林道烏川線は6月9日から林道工事のため三股駐車場下流600mの地点で車両交通止めとなります。登山等で車を駐車する場合は通行止め看板設置地点の臨時駐車場を利用。(20〜30台駐車可能)7月1日ごろには工事完了予定。
その他一の沢登山口、中房温泉登山口までの林道は通行可能です。
(2007/7/24情報)
昨年7月に豪雨災害で通行止めとなっている一ノ沢登山口と三股登山口への工事はこの春から復旧工事を開始し、6月末までに一ノ沢線は登山口手前1.5km、三股登山口への烏川線は登山口手前2kmまでタクシーに限って通行出来るように工事が進んでいる。一般車両に関しましては林道終点まで復旧が進み、登山口近くに駐車場が確保出来てから通行止めの解除となる意向。それまでは一ノ沢登山口は県営烏川渓谷緑地「森林エリア」に駐車。三股登山口へは「ほりでーゆ四季の郷」駐車場に駐車、そこから仮設登山道を歩いて入山。
詳しい情報につきましては安曇野市の方へお問い合わせ下さい TEL0263-71-2000
(2006/7/27情報)
今回の豪雨の影響で、常念岳と蝶ヶ岳の登山道に通じる安曇野市の2本の林道がそれぞれ崩れて、全線で通行止めとなっています。管理している安曇野市では年内の復旧はむずかしいとのこと。徒歩で通行出来るように、応急工事が可能かどうか検討を始めている。
通行止めになっているのは、常念岳のまでの林道一ノ沢線約5kmと、常念岳と蝶ヶ岳の登山口に当たる、三股までの林道烏川線と市道約5km。一ノ沢線は幅5mほどの林道が長さ20mに渡って崩れた。三股までの林道烏川線は脇を流れる烏川に長さ500mに渡り、道路が削られている。詳しい情報につきましては安曇野市の方へお問い合わせ下さいTEL0263-71-2000
9/15日現在では一部仮設道路を作り、歩行通行はできるようになっておりますが車は入れません。車は三股登山口へは9km手前の「ほりでーゆ」に駐車できます。一ノ沢登山口は5km手前の緑地に駐車可能です。あとはそこから徒歩となります。 |
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信州の登山、トレッキング情報を中心に季節の花情報、行楽情報等の最新の情報を発信しております。 |
・季節の輝きを求めて |
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信州の季節が織りなす瞬間の美しさを画像にて一同に紹介し、楽しんでいただいております。 |
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にぎわう夏の上高地河童橋付近
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旅行中は免疫力も高まり、肌の老化や生活習慣病の予防の効果も期待出来る |
ムカゴトラノオ |
シャクナゲ |
サクラソウ |
モミジカラマツ |
・温泉情報 ほりでーゆー四季の郷 |
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(安曇野蝶ヶ岳温泉)
三股の登山道入口より車で豊科方面へ10分ほどいった右側にある温泉施設。大きな建物ですぐわかります。
入浴料
大人500円・子供300円
AM10:00〜PM9:30 |
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・上高地1 夏の大正池から河童橋(00/8/30)
・上高地2 新緑の河童橋から明神池(01/6/13)
・上高地3 紅葉の大正池から河童橋(03/10/16)
・上高地4 紅葉の河童橋から明神池(03/10/16)
・上高地5 上高地から横尾へ(05/8/1)
・上高地の山野草 |
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