家の畑で採れた旬の野菜を何でも刻んで作る夏の料理。
やたらの旨さは刻んだ旬の野菜に、刻んだ味噌漬で味を付け、ごはんの上にのせて食します。コツはすべてをみじんぎりにしますので包丁使いが決めてです。
(体への効能)
ナスときゅうりは90%が水分で体の熱さましの効果があるので暑い夏には最適の料理です。
材料のひとつである「みょうが」の香り成分、α(アルファ)ピネンには食欲増進、消化促進の効果があります。
またナスの紫色の色素であるアントシアニンとその一種であるナスニンにはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があり、老化やガンを防ぐ効果が期待出来るほか、アントシアニンには目や肝臓の機能を向上させる働きや血圧の上昇を抑える働きがあります。
ナスニンはコレステロール値を下げて、動脈効果を防ぐ働きがあります。
特記:アントシアニンもナスニンにも皮の部分に含まれていますので調理の時はなるべく皮ごと使いましょう。
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夏の野菜、きゅうりやみょうが、ナスなどは体を冷やす効果がありますので、暑い夏の日に野良仕事で汗をかいたあとのお昼時には何より美味しく身体に嬉しい食べ物です。
冷たい味噌汁で味噌の栄養価と夏野菜の栄養がとれる夏のとっておきの料理といえます。
(体への効能)
味噌は調味料としては抜群の栄養価が期待出来ます。
味噌は原料の大豆に由来する栄養素があり、そのひとつイソフラボンは体内では女性ホルモンと同様に働いて更年期障害の予防に役立ちます。
味噌の大豆タンパクは発酵によりアミノ酸に分解され吸収率が高まっているのが長所。またコレステロールの低減に働くレシチンも含まれており生活習慣病に役立ちます。
(特記)
味噌はスル(擂る)ほどにおいしく、なめらかになりますのでよくすってお使いください。
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